社会学的ラブソング・改

音楽と本とお茶と美味しいものと面白いもので出来ている。あんまりはてブされたくないです・・・。

山女日記

今年の頭に「ブックカバープロジェクト関西」として参加書店でブックカバー、参加珈琲店でしおりを貰える、というイベントがあった。
現在、正和堂書店の通販で運が良ければ*1本、珈琲、ブックカバー&しおりのセットが手に入る。
本はあらすじだけ紹介されている。
自分が買ったのが第27弾で珈琲がVOICE of COFFEE、珈琲は其の時によって違うみたい。


あらすじでアタリが付いていた。読みたかった本なので粗筋を覚えていたのだった。

という事で「山女日記」(湊かなえ幻冬舎文庫)読んだ。

不本意ながら幻冬舎(恒例)。
同僚、山仲間、姉妹・・・etc.、色んな”山女”が山を登る理由、登る中で考えた事、決めた事。
「山は考え事をするのにちょうどいい。」そうである。
其其の事情・・・此れがまたイヤーな感じで抉るわあ。
でも彼女達の選択は前向きだし、みんな登り続けているのが良いな。
各短篇の登場人物が微妙にリンクしていて、選択の其の後を知る事が出来て良かったなぁ。
靴、其れも登山靴プレゼントするん・・・?とは思った。

其れにしても、まさかの小野D(同姓同名なだけだがびつくり)。

どうでもいいニュース:
本と珈琲が入っていた袋もブックカバーにした。

*1:すぐソールドアウトするみたい