社会学的ラブソング・改

音楽と本とお茶と美味しいものと面白いもので出来ている。あんまりはてブされたくないです・・・。

白と黒

「白と黒」(こなつ)読んだ。
GW前位に話題になっていたトレパク冤罪の、冤罪掛けられた側の方の書かれた本。
何でずーっとトレパク冤罪のスレ見てたかというと、ネット上の揉め事というのは何処の界隈かを問わず気になるものだから。
日記etc.が某巨大掲示板に晒されたとか、詳しくは分からないがトラブルでSNSから消えた人とか、そういう事はあるにはある。
其処まで憎たらしい奴を追うのかね・・・其の心理も解るのであれば知りたかった。
因みに当該界隈の方々はあんまり余所者に騒がれたくなかったかもしれないが、最初のnoteは3方向、”オタクだが其々違う界隈”の方3人から流れて来た。
早いタイミングで既に各地に広がっていた訳で。

正直、読んだ感想は残したいが下手に「こういう事かな?と自分は解釈した」というのが尾鰭付いて「著者がこんな事言ってる!」等となりそう、又は「界隈外の素人の癖に読むな見るな関わるな」って暴言吐かれそう・・・と考えると書きづらい。
其の位怖いんですよ、スレで毎日わあわあやってる人達。(Twitterその他もあるか)
此の本が出た事が厭、読みたい人は居るが紙で出そうとすると書店(同人誌通販?)・印刷所に凸があるから電子版のみ頒布しようとすると其れも厭。
直接ではないのに、自分が軽く触れたツイにも鍵イイネが付いている。


1つ目のRT元はイラスト生成AIが学習する時に使われたら学習元が厭がるよねー”感情の問題”として、っという話でトレパク冤罪の件思い出して、あれだけシビアにきゃあきゃあやる人達の絵をAIに学習させたら界隈は阿鼻叫喚でしょうな、と。
全く以って直接の関係はありません。
(また此の件で鍵垢によるリプ・引用RT・イイネを使った嫌がらせの存在を知ったし・・・)

閑話休題
其れでも自分自身の読んだ記録として書いておきたい。

内容はというと著者側から見た一連の経緯、そして著者に寄せられた同人活動上のトラブル・いじめについての相談・メッセージ等を元にしたケーススタディの分析。
(相談者の許可を得て掲載との事)
確かに大人の職場以外のいじめ等の相談先はない、あるとしても心配かけたくないような友人知人仲間。
其の友人知人仲間が、自分に対していじめ・いじめと認識出来るような事をしているのかもしれない。
同人板のまとめで色んな愚痴は見た事があったが、こんなハードコアなやつ知らん。
(一時期合宿所案件が引き合いに出されていたが。)
人と人が関わる時、どうしても齟齬は生じてしまう。
話し合いではくても「私はこう考えている」というのが伝われば・・・と思うが、其れが出来ないから抉れる。
(昔、上司に「人が伝えようとする事の半分も伝わらない」と言われた事がある。)
人の心は整った形をしていない、歪さがある。
嚙み合わなくても、歪さを埋める事が出来れば。
難しいんですけどね。
齟齬が生じるなりにコミュニケーションが成立出来れば・・・。
抑もの件も当事者の話し合いが成立していたら、此処まで酷くならなかったのでは
・・・無理か。
此の本で言うところのユリさんの背中撃つような人まで居るんだから。
で、其れを著者が嗜めるツイしたら集中砲火・・・だったし。
ユリさんから何らかのきちんとした説明があったら、仮令著者と相違があったとしても此処迄拗れなかったのでは、とは思う。
一つ言えるのは「執着を捨てるのは難しい」事かもしれない。
あなたもわたしもみんな。
「好き、好きすぎる」程度の執着があるからオタク出来るんだけど、過度の執着は苦しいよ。
捨てられたら精神的に楽になれるだろうに。

同人でも其れ以外でも、揉め事が少なくありますように。
分かり合えなくても「私は私、貴方は貴方」で済みますように。
ぶっちゃけ態態憎たらしい奴の言動見に行って厭な思いしたりそいつに対して行動したりするの、或る種の自傷行為なんじゃないかと思うよ・・・。
というか、自分が態態スレ見てたのって自傷行為だったのかもな・・・と思っている。
だから今はそんなに見ていない。
当事者間で(一応の)決着は付いたのかどうかが分かればよい。

其れにしても、神社への誹謗中傷は大丈夫なんだろうか、色んな意味で。
神様を罵倒してるような部分もあるっしょ・・・籠さんとか怪異方面の方に話を伺ってみたい気がする。