社会学的ラブソング・改

音楽と本とお茶と美味しいものと面白いもので出来ている。あんまりはてブされたくないです・・・。

人間じゃない<完全版>

「SAI」の最終出演者発表に湧き立った我々である。
自分の呟きに反応した通りすがりの方はミスチルファンぽいがバックホーンは兎も角アシは観て下さるのだろうか。

「人間じゃない<完全版>」(綾辻行人講談社文庫)読んだ。

PUIPUIモルカーで綾辻さん知った方もいらっしゃると思うが
ミステリーありホラーありの短編集が出るの、丁度良いタイミングである。
何処から読んでいったらいいか悩ましいやん。
「人間じゃない」はガチホラーなのでうわあ・・・ってなるかもしれないが。
「洗礼」「仮題・ぬえの密室」みたいに、エッセイ的な要素もありつつエンタメとしてのミステリーになってるの、凄いし面白い。
著者が作中に出てきてフィクション/ノンフィクションの境目が曖昧になってるのとはちょっと違う。
完全にフィクションなんだけど、「普段でもこうやって仲間の作家さん達と話してはるんやわ」って空気が良いなぁ。
「洗礼」は違う形だったらよかった、U山さんが生きておられて今でも↑みたいに語らってはる所から生まれてたらよかったのかもしれない。
でも其ればっかりはどうしようもない。

ちょっと困るのが、関連作を読みたくなる事である。
ある作品の後日譚にあたる話、「どんどん橋、落ちた」と関連する話、「深泥丘奇談」シリーズの番外編・・・。
「人間じゃない」の漫画の方も読みたい。きゃー。
「眼球奇譚」も読み直さなきゃ。
由伊がそんなに色んなとこに登場してたとは・・・知ってたような全然知らなかったような。

どうでもいいニュース:
ベースさんに借りて館シリーズを少し読んでたんだが、「水車館の殺人」すっ飛ばしてたわ・・・抑も持ち主がすっ飛ばしてた。大丈夫か。
※2022/09/08追記
 水車館もちゃんとお借りして読んでた。大丈夫じゃないのは自分の記憶である。。。