社会学的ラブソング・改

音楽と本とお茶と美味しいものと面白いもので出来ている。あんまりはてブされたくないです・・・。

FACTFULNESS(ファクトフルネス)10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣

ドラマーの話が精神論的なとこに及ぶのは、実際に自分がドラムを初めてみて解った。
特にバンドで叩いてないやん、なので尚更己と向き合うような、心の平静さみたいなものを求められる気がする。
三原さんがツイートで色々仰ってたな。
イイネ・ブックマークしまくってるけど、埋もれてしまって詳しく知りたいのにどっか行ってしまった。
頑張ってツイを遡っていくしかないのかしらん。

「FACTFULNESS(ファクトフルネス)10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣」(ハンス・ロスリング、オーラ・ロスリング、アンナ・ロスリング・ロンランド著/日経BP社)読んだ。

此れなら職場で読んでいても支障無さそうである。

世の中どんどん物騒になりますね、格差も大きくなって貧乏な人はより貧乏になってますね・・・という「ドラマチックすぎる世界の見方」「ドラマチックな本能」を一旦置いといて、「事実に基づく世界の見方」が出来る様になりましょう、という本である。
どうしても恐ろしいものに目が行ってしまったり、パターン化してたり、「此れが悪い」というような犯人を見つけて責めがちだったりするけど、まずはそういう思い込みをしている事に気づきましょうよ。
例えば悪いニュースばかりなようで、実は”良くなっている”ニュースもあるのだ、とか。
「悪い」と「良くなっている」は両立するんだそうだ。
数字で示されても、他の数字と比較するとちょっと違って見える。
変わらないようでいて、ゆっくり変化しているのかもしれない。
一つの視点だけでは世界を理解出来ないよ?
焦らず、謙虚さと好奇心を持って、正しいリスクについて心配しよう。

・・・なんだけど。

正直、挙がってる例は新コロ以降に見るとマイルドだよなぁ、と。
日本では2019年に出た本だから仕方あるまい。
今はまた数字が変わってしまっているのでは。
「戦争・紛争の犠牲者」なんて此の本が出た後に爆上げしただろうし。。。
抑も「正しい」とは何じゃろな。
此の本で示される物の見方も正しい、では其の”正しさ”は何で担保されるのだろうか。
数字だって鵜呑みに出来るのかどうなのか。
報道も偏ってるけど、じゃあ偏らないようにしたかったら何を見たら良い?
今めっちゃ政治も報道も偏ってましたーってのが明らかになってるやん。
此の本で示される見方が凄く楽観的に見える。無理ゲーっすわ。
だが「正しく見ようとする」「当たり前を疑う」のは大事だと思う。

で、此れをどうドラムに活かすの!?
三原さんがよく話してはるやつ・・・って其れは
マインドフルネス
だと思うぞ。
此れも”経験”に含まれるのか・・・ウムウ。

どうでもいいニュース:
此の本の感想について軽くググると胡散臭い気持ちに・・・他の本とはちょっと違う空気が。