社会学的ラブソング・改

音楽と本とお茶と美味しいものと面白いもので出来ている。あんまりはてブされたくないです・・・。

かつしかトリオ Liveツアー2022 at アクリエひめじ中ホール

かつしかトリオ観てきた。
神保彰櫻井哲夫向谷実の超スーパーもんげーすごい神バンドである。
バクホンを流してくれない事でお馴染みの地元FMが毎日ライブ告知CMを流してたんだが、聴いてるうちに昔学生会館の廊下で「FIGHTMAN」弾きまくっていた頃のフュージョンスキーの血が騒いだ。
コピバンやりたかってん。まじで。
今でもちょっと・・・なのでポチっとな。

アクリエひめじ、地味に遠い。

駅から10分なのでなんば駅からZepp Nambaの方が若干遠い筈なんだけど、もっと遠く感じる。
其の代わりめっちゃいいホール。


写真撮る人多くて気持ちは分からなくもないが・・・「時代だなぁ」と思ってたら禁止の旨伝えに会場の人が来はった。
ですよねー。
開演前にセッティングを見てきたが向谷さんがMONTAGE8にNordStage3かな?
神保さんのセットが思ってたよりコンパクトだった、もっとタムとかばりばりあると思ってた。

定刻丁度にタオルを掲げながらお三方が登場。

配信のダンスチャートが1位だったそうで、踊れる曲調多いのかな?とかつしかトリオはあんまり聴けてないんでちょっと思った。
いやもう高校・大学時代の自分が聴いたらめたくそ喜びそうな曲ばかりですよ、まじで。
鍵盤の人として血が騒ぐ、しかしドラム初心者としては神保さんを観て学ばねばならぬ!
てか無理!凄過ぎて!
普段パワー!なドラムを観る機会が多いので(そういうライブ観る機会ばかりなもんで)、嗚呼パワー全開じゃなく叩いても良いのだな、というか所作が美しいなそういえばBOBOさんだっけか「音を切るタイミングも意識しなければならない」みたいな話をしてはったけど、正に其れだわ神保さんのドラムっつうのは。
細かいし。
ラテン系のドラム好き好きー!めっちゃ難易度高いんよなぁ。
ラテンピアノ凄まじく難しいもん。
かといって向谷さんがばりばりラテンなのかというとそうでもない、自分の好きなフュージョンのスタイルというのは向谷さんのキーボードプレイだったのだなとすら思う。
コード弾きつつ一番上と左手がユニゾンでメロディ弾くやつとか。(名前忘れたから復習しておこう)
※2022/08/20追記 シアリング奏法
ソロでするするとメロディが奏でられていくのはどんなに見ても凄い(語彙消失)
後のMCで「同期は使わない」と仰っていて嘘やん!?ってなった。
(神保さんがトリガー掛けてはるやつは所謂同期とは別か)
MONTAGE8の方はペダルの踏み込み方で出る音のバランスが変わってるのかな、複数鳴るように聴こえる。
最新技術はすごいな!
セッティングをシンプルに出来たそうである。
尤も、設定が複雑なようで、指差呼称(関東では指差唱呼?)は何度もしてはった。
指差呼称についてはMCで話してはった。敢えてオーバーにやってみせてるのかなと思ったがそうでもないのかも。だいじ!
櫻井さんのベースは6弦、ハイフレットでメロディ奏でてると、ギターのようだ・・・そりゃあそうだよ弦楽器だもの・・・。
ソロはチョッパー好きが観たら幸せになれるよ!
というか後半の櫻井さんソロコーナーは神保さんとお二人、という事はJIMSAKUも観られたって事か・・・!
見所多すぎてつらい。
神保さんのソロコーナーはちょっとだけ自分も参加したよ!
観客参加型ドラムソロである。
足と手でドンドンパン!の某ロックユーなリズムやってね、と客席煽ってはったんで。
(足はヒールアップでやりましたです)
テンポが速くなったり遅くなったり。

MCは数曲ごとに。
知ってたけど向谷さんのMC楽しいわー。
東京出る時にシウマイ弁当買った後、指示があって関西のシウマイ弁当も買って食べはったそうである。
なかなか東西のシウマイ弁当の食べ比べは出来ない、すごいな。
関西のは出汁が効いてるそうである。
会場に行く途中でまねき食品の看板が見えたとか、駅そばとか・・・もしかして関西唯一のかつしかトリオのライブが姫路なのは、まねき食品があるからじゃないだろうか?
流石に其れはないんちゃうか。
櫻井さんの衣装がすっごい華やかなセットアップだったんだが、かつしかトリオの曲が赤・黄・青なので赤い衣装をネットで買ったそうだ。
ズボンの裾は長いので折り返してはったが、折り返してはるんがお洒落なんじゃないですかー!ってツッコミ入れたかった。
あと神保さんの姿勢の話。
良いドラムを叩くには姿勢よくないと駄目なんだな、気を付けよう。
キーボードでピアニッシモで弾く時に前屈みになる性、わかる。
一流の神キーボーディストでもそうなるんだもん、仕方ないんだよきっと。

めっちゃ”観る”ぞい!な勢いで行ったけど、結局そんなに”観る”のではなく、”聴いて”いた。
言葉が無い分、すごく心地よかった。
此処んとこ、優しくても寄り添ってくれるんだとしても言葉がしんどい時があったので、美しい音楽そのものがまるっと耳に頭に心に入ってくるのが気持ち良くて。
やっぱり音楽っていいですね。

どうでもいいニュース:
光るポジションマーク、派手柄上下セットアップはベース界で流行っているのだろうか?
ソースは櫻井さんと光舟。