週末に除湿機が届いた。
生活クオリティが爆上げしている。
もうリビング出る時に湿気と暑さに身構えなくていいんだ!
「僕は日本茶のソムリエ お茶で世界をつなぐ夢」(高宇正光/筑摩書房)読んだ。
昔買った雑誌のお茶特集で知った。*1著者がカサブランカで聞いた「甘い日本茶」チュンミーの謎から始まり、お茶の仕入れ、阿波番茶や碁石茶等の地方の貴重なお茶、日常のお茶の歴史、日本や海外で行ってこられたセミナーのお話、等盛り沢山。
2002年の本なので今とは随分状況も変わってるんだろうけど、貴重な話ばかりである。
勿論おいしいお茶の淹れ方の解説もある。
著者のような方がいらっしゃったから日本茶文化が存続しているのだろうか。
日本茶インストラクターの講座では共通した情報をレクチャーしようとされていたようであるが、各地で全然違うから難しい。
統一しなくて、各地に色んな淹れ方・飲み方があるよー、で良かったのでは?と思ったが、インストラクターが其れでは駄目なのか。
番茶だって各地で種類も定義も違うのだ。
ティーセミナーで各地のお茶を各地の淹れ方で、飲み比べ出来たら面白そう。
産地毎の個性は、気候だけじゃなく、生産地としての歩みの違いもあるようだ。
北海道と大阪以外のすべての県でお茶が生産されているとは意外である。
国産紅茶を生み出そうとしてうまくいかなかった歴史についても語られている。
今は国産紅茶もちょこちょこ見かける。
べにふうきが有名だけど、べにひかりの子孫なんだろうか。
(と軽くググったら、べにふうきはべにほまれの子孫みたいな感じ、べにひかりも2004年から栽培が開始されていて”幻の紅茶”として手に入るようだ)
以前、某紅茶情報サイトに国産紅茶のレビュー書いた事があった。(今は読めない)
何だったっけな、凄く力強い味だった記憶が。
そういえば「生命爆音展」の時、来てくださった方に緑茶出したりしてたんだが、外国人の方に断られる事が多かった。
緑茶の苦さが苦手・・・という事らしい。
とすると昔は輸出された緑茶どうやって飲んでたんだろう。
甘味付けして飲んだのか?薬扱い?
インバウンドの抹茶味のお菓子売れまくってたりしたん、著者はどう見てはったんやろね。
どうでもいいニュース:
碁石茶飲んでみたいのですよ