社会学的ラブソング・改

音楽と本とお茶と美味しいものと面白いもので出来ている。あんまりはてブされたくないです・・・。

THE BACK HORN「KYO-MEIワンマンツアー」~アントロギア~ at Zepp Namba

こういうご時勢なんで「今年はTHE BACK HORN観られるだろうか・・・」と心配していたが、来たぞZepp Namba
久しぶりに友人に会えた。
直接会えなかったけど、大阪に観にこられた友人も元気そうで安心する。

FM802が花を集めている。

開演前SEがアイリッシュというか何ちゅうか本中華。いつもとちがうかんじ。

以降ネタバレ気になる方は後日。
思い出したらぽつぽつ書き足していくかもといういつものスタイル。





アルバムと同じく「ユートピア」でスタート。
ベースはリバーブがっつりなんだろうか、「此れ裏なんだっけ」と考えながら聴くけど難しい。もう栄純のギターから取ったらええような気がする。
ヒガンバナ」のシンバル芸術点高い!
腕を真上に上げるアクション多かったが、「ヒガンバナ」は上げ下ろしが美しかったのだ。
しかもアクションの大きさとは打って変わって敢えて抑えめな感じ。水泳の飛び込みで華麗に技繰り出すけど着水の瞬間に水面が静か、みたいな。
「戯言」のラテン歌謡的なとこ←→タテノリって地味に難しそう。
トランペットは「山さんが吹いたらええねん」とか無茶言ってたけど流石に大変なので同期。ざざざも最後は同期でがっつり左右に振られていた。
「深海魚」は観ていて面白かった。面白過ぎて記憶が飛んでいる。其れもどうかと・・・。
照明すっごい曲に合っててかっこよかったのは覚えている。
「夜更けの囁き」で第2のハイハット登場の話をしていたが、「疾風怒濤」で叩いてたんだろうか。
(「夜更けの囁き」の感じだと「此の曲で叩く」というのは確定してないっぽい。ペダルは踏めないのでオープンのまま叩く模様)
「夢路」は音源だとベースの美しさに惹かれるが生で観ると結構ドラムえぐい。
光舟が一層伸びやかである。というか今日はしなやか伸びやかだったような。いつもそうか。。。
ウロボロス」はどうなるんだろう?と思ってたら大分生部分多かったような。観ていて面白い。
「希望を鳴らせ」の冒頭はがっつり観る筈が一瞬だった。。。

アルバム曲以外はキーを下げる事で更なる深みを増した。渋い。
「生命線」の凄み、な。
手数多めかしらん。多め?と思ったら案外前からそうだったような気もする。
「空、星、海の夜」は「なーさんち」でMVの話してたけど、偶偶?予知?
「太陽の花」のチャイナ2発にタタッとクラップするんだなー、であのチャイナ好きやねんとがっつり観ていて毎回手を叩き損ねる。
栄純のニコニコクラップ観てると「あぁKYO-MEIだ」と思う(何で?)。
あんまりおおあばれ!じゃない分、どっしりギターで「アントロギア」の背骨を形成しているように思えた。
元気いっぱいですけども、今迄とは一味も二味も違うんだぜ。

山さんのNEWギターはGiGSで栄純が紹介してたやつ?
と思ったがGiGSは相棒グレッチ、NEWギターはギタマガだった、fホール的な模様やうにゃんとした形は似ているが違うっぽい!?
音めっちゃしっかりしてかっこよかった。
ギタリスト山田も堪能、ってな感じだ。

去年ツアー3本、今年は先週OTODAMAだったので1年間で5回大阪に来ている。
お客さんとの距離が近くなって・・・元から近かったけど、とはマツ。
うん、知ってる!
そういう(?)話の流れで「カルペ・ディエム」から始めようとして「違うよー」と「アントロギア」と「カルペ・ディエム」を間違えたと勘違いされるのも御愛嬌。
マスクしてて声出せなくても、ジャンピング自粛でも、ファンの気持ちは伝わってる、伝わりやすい。
という話をしようとして光舟と栄純の話が被る。
メンバー其其で気持ちが相通じてるんやね。
4人で”バックホーン人間”・・・ふふってなるけど、言いたい事はよくわかる。
なんかSF的で良いな。
中間のMCは最近光舟が”長いMC”番長みたいになってるけど、今回はみんなよく喋ってはった。
凄く「会いたい」って言葉が多かったような気がする。なんか嬉しくなった。

最後の山さんのMCで俺達もどうなるか分からない、みんなもどうなるか分からない。
だからこそいつもライブで生きて会おうって言ってる。
生きる力を共有したい・・・と。
音楽に力を貰う、救われるのは聴く側だけじゃない、演る側もなんだな。
其処で“貰う”“渡す”だけじゃなくて“共有”ってとこが良い。THE BACK HORNらしいや。

また生き伸びて会いましょう。

アンコールで「ネバーエンディングストーリー」やると雰囲気変わって良いな。
栄純が「マツと光舟の着てるTシャツいいな」
光舟「あっ」
で山さんか栄純が「インディーズバンドみたいな物販紹介」って言ってたけど、此れフジファブリックがやってたからな。
少なくとも自分が観始めた頃には既にやってた、何ならグッズの大半で其の茶番やってたからな。
俺はフジ思い出してしみじみしてしまったぞ。
其れはさておき、PHOTOTシャツ着てた光舟がTシャツと本人を「これ」「俺」「これ」「あいつ」みたいな感じで交互に指してくのがお茶目で可愛かった。
ちゃんと4人全員指してた。
かーらーのー「光の結晶」。
久しぶりに「ああ此の曲来たら、ラストだ・・・」と思う・・・思わなかった。めたくそアガるわこんなん!
そして「グローリア」。
意外だな・・・「花を集めた」感はあるな。
最後にでっかい花が咲いた。

一層「アントロギア」、ひいてはTHE BACK HORNを好きになるようなライブだった。
また観たいよう、他の地方行きたいよう(特に東日本)
またいつか、声出して歌っても良くなった頃に再現ツアーやらないかな。
「(其の時の)楽しみが出来た」みたいな話もあったし。

どうでもいいニュース:
マツはサイサイでも大阪来てたから2か月に1回は大阪で叩いていた計算やね☆〜(ゝ。∂)