社会学的ラブソング・改

音楽と本とお茶と美味しいものと面白いもので出来ている。あんまりはてブされたくないです・・・。

厄除けパンツの件

活字中毒由来のツイ廃なんでしょっちゅう見るしRTするし呟く。
どうせ見てるの友人知人くらいだし反応無い(無くていい)し、たまーに知らない人からキーワードで拾われて意味取り違えられてRTされたりイイネされたりしてびびるような日々である。
そんな折に、バズという程ではないものの自分には珍しくRT・イイネが沢山ついたのでびつくり。

抑もが幣束さんの「突然のおおわらじ」ツイに追加情報があって


で、元ボスの厄除けパンツの話を思い出したのだった。
と引用RTで呟いたら反応ありまくりで吃驚したのだった。
尚、RTされた方追ってる中で、其のうちお一人と遣り取りした際に愛媛の厄年のお作法の例を教えていただいた。
blog.goo.ne.jp
「捨てた着物は、厄をすませた者でなければ絶対に拾わなかった。」という事は誰かが拾っても良かったのでは・・・と。
何かの風習で辻に子供捨てなきゃいけない場合、親戚が辻にスタンバイして子供捨てる→即拾う、というのを聞いた事があったのを思い出した。
此れも何方か仰ってたな。

という出来事があったのだが、「穿いたパンツを捨てる」というインパクトがあり過ぎて其処だけ突っ走っていってる感じだったが140文字×Nでは伝えにくいので、自分の覚えている限りの話を書いておく。

もう15年以上、もしかしたら20年位前、客先で当時の上司(上記の元ボス)・お客さんが雑談してはって、「本厄だけどどうする?何かする?」という話になっていた。
後学の為に聞いとこ、と自分も横で聞いていた。
お客さんがどうしはるのかは覚えていない、多分「長いものを貰う」みたいなオーソドックスな感じだったかと。
で、上司が「穿いたパンツを道に捨てる」という話をしていた。
一同「ええっ何それ」みたいな反応だった。
「穿いたパンツそのまま捨てるんですか?」と聞いたら「足通すだけちゃうか」と。
覚えているのは其処まで。
実際にやってはったら、こっそり教えてくれはったと思う。
特に覚えてないという事は実行してはらへんな。
パンツはアスファルト上で土に還らないだろうし、誰か拾うんかなー、拾った後のパンツどうするんやろな、とは思っていた。
だからあんまり大した事ない話である。
因みに上司がどちらの御出身かは知らない。

というか完全に担がれてる、と思っていた。
部下に嘘を言うような方ではないが、あまりに突拍子無さ過ぎるし、其れ以降、厄除けの話題が出る度に此の話したけど誰も知らなかった。

で、幣束さんのあのツイでしょう。
「ほんまやったんか!ほんまやったというか其の下地みたいな伝承・風習があったんや!」てなもんである。

「厄年の節分の夜に新品の下帯(ふんどし)を付けて夜中に四つ辻にそれを捨てて帰ってくる、この時に人に見られてはいけない」

時代が下って、ふんどしからパンツへ

平成へと受け継がれる中で「パンツを捨てて帰ってくる」というインパクトが強い、実行しやすい要素が残った

という事で理に適ってるような気はする。
身につけてる物に厄を移して捨てるor誰かに持ち帰って貰う、というのも。

RTしはった方については、関連して面白い話を聞かせて頂けたら・・・とTLも追っているが、此の件に関しては特に無い。
色んな趣味・思考の方がいらっしゃるけれど、今の所は変な人いらっしゃらないしクソリプも来ないので良かった。
(TV番組観ながら呟いたら変なの来るもんな・・・おっかない)
審神者の方、作家の方が多いのは気のせいだろうか。