社会学的ラブソング・改

音楽と本とお茶と美味しいものと面白いもので出来ている。あんまりはてブされたくないです・・・。

首無の如き祟るもの

家人に「寝られた?」と聞かれた。
副反応利用してがっつり寝るつもりだったが、がっつりとは寝なかったなぁ。。。
ただネルノダ無しでも快適に眠れた。

「首無の如き祟るもの」(三津田信三講談社文庫)読んだ。

キターッ!
舞台は奥多摩の山村だが首に纏わる怪異伝承のある媛首(ひめかみ)村の旧家一族で戦中戦後に起こる連続殺人。
首が無かったり見つかったり後継ぎ巡って争ったり候補が殺されたり。
粗筋だけで楽しみしかないね!(悪趣味)
しかし刀城言耶が整理・再構成したけど「何一つ貢献していない」、とはどゆこと?
別の小説家が書いた、とは?
犯人・動機・トリック共共気になるところである。
「迷宮草子」は「作者不詳」にも出てきたやつか。
あと長寿郎は罪作りだね☆〜(ゝ。∂)

というか。
(此処からちょとネタバレするあるよ)





其の発想は無かった・・・訳ではないが、やられたー。
途中からなんか文章下手くそじゃない?とは少し思っていた。
謎解きが二転三転するとは思っていたが、其処までぐわんぐわんひっくり返すか。
(まぁ犯行に関わるとこではあるが)
やられた!
こんなんわろてまうやん、笑うしかない。
戦後の方の事件で次々入れ替わって?いくように、犯人も次々入れ替わって?いく。

ただ。

最初に「犯人じゃありません」つって、ああだったから、刀城言耶もうちょっと絡んでくるかと思った!