社会学的ラブソング・改

音楽と本とお茶と美味しいものと面白いもので出来ている。あんまりはてブされたくないです・・・。

オトナ語の謎。

シャッター下りてる率は新コロ禍最初の1年より今の方が高い気がする。

オトナ語の謎。」(糸井重里・監修、ほぼ日刊イトイ新聞・編/新潮文庫)読んだ。

だいたい20年前の本、ほぼ日連載からだともう少し前の本。
古そう・・・だが今でも生き残ってる言葉が多い。
オトナ語も幾つかパターンありそうである。
元々オトナ語じゃないけどビジネスで使われがちだから”オトナ語”となったパターン。
特定の業種で使われていた用語が他の業種で使われるようになったパターン。
省略された時点で”オトナ語”になったパターン。
もしかしたら最新の辞書に掲載されるようになったオトナ語もあるのかもしれない。
「つぎは関西風に!」で「なにをおっしゃいますやら!」って、此れは全国的なもんじゃないのか・・・?

しかし昔は素で面白かったけど、今読むとオトナ語についての解説・説明的な文章、やや滑ってやしないか。
多分リアルタイムでほぼ日で見てた事、其れが書籍化された事が面白かったんだろうな。
其処だけ切り取られて時間が経ってしまう中で、面白さが風化してしまったのかもしれない、自分の中で。
あの頃はほぼ毎日HP見てた位、ほぼ日自体が好きだったし。
個人的な”面白尺度”が変わってしまったのはさておいても、Webコンテンツを切り出して別のコンテンツとして残すというのは難しいのかもしんないな。
内容自体は年を取らなくても、其の扱い方に年を取った(あの頃は面白かったけど今のノリではない)ように感じられるものは他にもあるからなぁ。

其れにしても「オトナ語の謎。」のサイトが残ってる事に驚く。
ほぼ日自体は半分くらい雑貨販売になってるように見えるし、面白そうだと思った読み物は学校の括りなので有料(そして動画っぽい)。
そんな風に変わってしまった中でも、昔の連載が残ってる事自体は凄いなぁ。
「言いまつがい」「今日のダンナ」「今日のコドモ」もまだまだ続いてる。

どうでもいいニュース:
ところでシステム本番化を「GO LIVE」つったの誰?
メンタル殺ってしまったプロジェクトで使っていた。
すげーダセエと思いながら使ってたが、オープン系はそう言うのか・・・って其れ以降使ってる気配は感じなかった。
IBMの方から来たコンサルの陰謀だと思っている。