社会学的ラブソング・改

音楽と本とお茶と美味しいものと面白いもので出来ている。あんまりはてブされたくないです・・・。

変身の社会学

用事済ませつつ、髪を切りに行ってきた。
癖伸ばしに行ったとも言える。
全力で美容師さんに伸ばしていただきながら目ェ開けて寝てた。
鉄分足りないのか、水分摂りすぎなのか。
頭痛いのでカフェオレ飲んで帰った。

「変身の社会学」(宮原浩二郎・荻野昌弘・編/世界思想社)読んだ。

多分授業や卒論とは関係なく、趣味で買ってると思う。
こちらは”変身”をテーマに色々論じている。
制度化された変身と、制度に拘束されない”密やかな変身”。
反復する変身と模倣する変身。
躁鬱も環境運動に参加する主婦も詐欺師もフィクションもそういう観点で分析していきましょう、という本だ。
めんどくせえな。
でも其れが社会学なんだと思う。
世間の事象を真っ直ぐだけじゃなく視点ずらしてうねうね考えましょうっていう。
事象を叩くんじゃなくて。

正しい、というのも別の社会では正しくない。
信じている正しさを限定的正しさに相対化しますよ・・・という論が面白かった。
本題ではないのでしょうけど、”相対化”っていうのが社会学のポイントなんだな、と。

どうでもいいニュース:
著者のうち3人の授業を受けている。