社会学的ラブソング・改

音楽と本とお茶と美味しいものと面白いもので出来ている。あんまりはてブされたくないです・・・。

超弦領域

昨日帰宅した時、ドア開かないから鍵掛かってんだー、と鍵出そうとしたら家人が中から開けてくれた。
っていうか鍵掛かってなかった。
其れだけなら只のうっかりさんなんだが、昼休みに「呪術廻戦」の起首雷同編読んだとこだったから怖い。
八十八橋には行ってないから大丈夫な筈である。

「超弦領域 年刊日本SF傑作選」(大森望日下三蔵編/創元SF文庫)読んだ。

2008年のSFアンソロジー
小説・漫画だけじゃない、短歌もエッセイもある。
SFの幅広さを改めて思い知る。
面白いのは面白く、そうじゃないのは其れなりに。
・ノックス・マシン/法月綸太郎
読んでみたいと思ってたとこなんで丁度良かった。
上手くいってたのになぁ・・・。
他のタイムスリップした人どうなっちゃったんだろ。
・全てはマグロのためだった/Boichi
ガチでトンチキなSF漫画。
マグロの為に其処までやるのか。
めっちゃ面白かったんで他に無いかな・・・とググって「Dr.STONE」の作画の人と知る。
まじかよ。びつくり。
絵のタッチが違う気が。
アフタヌーン」ぽい感じの絵である。因みに「モーニング」に掲載されたっぽい。
道理で作者名でググろうとすると検索候補にするっと出てくる訳だ。
・分数アパート/岸本佐知子
分数アパートって、そういう意味か。約分しちゃうのね。
よくわかんないまま約分されちゃうの怖いな。通分は無しか。
岸本さんの作品ってほわほわしてるのに怖い。
こないだのはディストピってんのにほわほわしてたし。
ていうか作品前の大森さんのコメントが2008年飛び越して今しっくりきちゃってやだー。
・笑う闇/堀晃
梅田ダンジョンの方かー!
「笑う闇」は漫才SF。
ロボットと漫才をした漫才師が語る、ロボット漫才プロジェクトの最初から最期迄。
笑いの為だったら其処までやるのか・・・すげえな。
流石芸人。
シロー師匠の芸をゴロー師匠がロボットのシローに叩き込んだら、そりゃ相性バッチリやと思いますわ。