社会学的ラブソング・改

音楽と本とお茶と美味しいものと面白いもので出来ている。あんまりはてブされたくないです・・・。

ベストSF2020

クリスマスの朝二度寝したら頭痛かったが、いい夢を見た。
家人実家でうさぎとハムスター飼ってて、「ウッサチャーン!」と近寄るとケージの隙間が開いてむにゅむにゅとうさぎが出てきて慌てて抱き止める夢。
睡眠も良くなってきたねぇ・・・と寝たら、今年一非道い夢を見た。書かない。
ついネルノダをまとめ買いしたのであった。

「ベストSF2020」(大森望・編/竹書房文庫)読んだ。

飛浩隆「鎭子」を読みたかったもので。
「ポリフォニック・イリュージョン」に収録されるかなーと思ってたが、無かった。
そう繋がるのか(´・_・`)
飛さんの目眩めく”読んでいてぬるぬる入り込んでくる感””足元から全世界がひっくり返される感”はあんまり無く。。。
あの”昭和感”は好き。

気になった作品。
・歌束/円城塔
歌・・・歌に湯を通すという趣味”遊び”の成り立ちから廃れるまで。
雅で儚い。
円城さん、言葉、文字の人なんだなぁ、と改めて思う。
年金生活岸本佐知子
「ねにもつタイプ」読んで、岸本さん小説お書きになればよいのに・・・と思っていたらバッチリSFアンソロジーに拾われまくっていた。
地味に怖いんだけど、妙にほっとするのは何故だろう。
・地獄を縫い取る/空木春宵
エグいんだが救いがある・・・のかな。
インターネッツ上のコンテンツは欲望の吐き出し先になるけれど、コンテンツ側だって色々あるんだぞ、と。