社会学的ラブソング・改

音楽と本とお茶と美味しいものと面白いもので出来ている。あんまりはてブされたくないです・・・。

呪術怪談

未だに新コロ軽く見てる人がおって、「今迄だってインフルエンザ予防に気を付けているから」とか街中の人達がマスクしてる光景揶揄するとかなんだかなァ・・・自分が軽く見てるだけじゃなくて他をdisる系な。
インフルエンザみたいな訳にいかないからみんな大騒ぎして警戒してるっていうのに。
つうかインフルエンザでも軽く見てらんないでしょうよ、インフル予防でマスクしてる人もいっぱいいたぞ?
新コロ発症せな解らんのかな(以下自主規制)
等と日々内心で愚痴り罵っていたら、裁ちばさみで親指スパッとやってしまった。
裁ちばさみって刃を閉じてても指切れるんよね。
持ち手側しか持たないよう重重気を付けているのに、やってしまった。
他人を悪し様に言うもんではない。口に出さずとも。

「呪術怪談」(久田樹生、他/竹書房怪談文庫)読んだ。
怖いので書影はありません。
呪いを巡る様様な話。
ほんとうに色んな話が集まってくるもんである。
怪談読み慣れてきて感覚麻痺してきたっすよ・・・でもうすら寒い。
こういう色んな作家さんの話が集まってるとすげー怖いのと微妙なのと出てくるけど、此れ全部怖いというか厭ァーってなる。
特に気持ち悪いと思ったらつくねさん、胸糞悪いと思ったら営業のKさん。

で、呪い自体以外に興味深い話があった。
言葉に関する力を持った方の、汚い言葉を出せば相手を傷つけるが、最近の人間は魂そのものが太くないので逆に出す人が命を削られている、という話。
(そういう人を増やして国を弱体化させたい側が・・・って怖っ)
最近はSNSで増幅させちゃうんだろうな、そういう力。
言葉には気を付けよう。
心の中はどうしたらいいんだろうね。
どうしても悪態吐きたくなる事もあるやろし。
それと、呪いは負のパワーの塊だが一方で人間は陽のパワーを持って生まれてきている、降りかかった呪いを消し去ったり和らげたりする時に大切なのは気持ちで負けない事、と言う話。
先祖代々のあれやこれやはどうなるんだろう?と思ったが、日常生活においては気持ちの持ち様って大切なのかもしんない。

どうでもいいニュース:
塩まじないの話も登場するが、あれは効く。
オカ板でやり方を知って、失くした物探すのにやった。覿面である。