社会学的ラブソング・改

音楽と本とお茶と美味しいものと面白いもので出来ている。あんまりはてブされたくないです・・・。

実録怪談 最恐事故物件

事故物件専門の不動産屋があるそうだ。
特殊清掃・お祓い・リフォームを一手に引き受けて売却。
いいアイデアだ!と思った。
しくじったら余計ヤバそうな気もする。

「実録怪談 最恐事故物件」(北野誠、大島てる、村田らむ、住倉カオス,他/竹書房)読んだ。

事故物件・・・要は家に纏わる怪談。
前半が所謂汚部屋、孤独死した家、事故物件に住んだり関わったりするノンフィクション、後半が家をテーマにした実話怪談。
汚部屋、特殊清掃の出番も事故物件と言えるようだ。
「こんな事がありました」って言っておいて貰わないと困る。
汚部屋になるのは元々そういう素質があるのか(だとしたら自分も気を付けねばならぬ)、家の方に何かあって精神ぶっ壊れてくるのか、家以外に何かあって(略)。
住む人住む人次々とぶっ壊れてくるのなら後半の案件かもしれない。そこんとこ、どうなんだろう。
住人は少しずつそうなっていっただろうから、「物が増えてめんどくさーい」位、臭いとかも慣れてしまうんだろうな。怖い。
特殊清掃、部屋によっては防毒マスク着けて作業しはるんや。
事故物件に住むやつは松原タニシ体験談by北野誠。「おまえら行くな」で読んだ話である。
その後から現在はどうなったんだっけ。
実話怪談の方は特に「うお!」というのは無く。
普通に怪談アンソロジー的に読んでしまった。慣れってやーね。
関西の話はちょっと気になるかも。
事故物件には住みたくないし、其れ以上に事故物件にしたくない。