社会学的ラブソング・改

音楽と本とお茶と美味しいものと面白いもので出来ている。あんまりはてブされたくないです・・・。

刑事という生き方 警察小説アンソロジー

任侠カフェ、行ってみたい。深町秋生プレイしたい。
しかし何をやって深町さんワールドっぽい・・・としみじみしたらよいものか。
深町さんは諦めて、入る前に「京都府警や」「早よ開けい!」(その辺は予習しましょうね)って声掛けて、お店出る時に白手袋して段ボール箱持って出てくるか。
警察のガサ入れプレイのはアリなんだろうか。
やっぱりヤー様よりは刑事がいいなぁ。

「刑事という生き方 警察小説アンソロジー」(村上貴史・編/朝日文庫)読んだ。

何で買ったんだろう(おい)・・・黒川博行深町秋生の名前が並んでるからか。
刑事の切磋琢磨鬩ぎ合い!強友(とも)よ!(お互いに手をガシィッ!)みたいなのを想像していた。
前半は普通に短編ミステリでしたわ。
黒川さんの「飛び降りた男」は以前読んでた。
何回読んでもデコさん素敵すぎる。
麻見和史「沈黙のブラックボックス」は何かのシリーズのスピンオフ?と思った。
西条が梶川署で仕事してる理由となった事件が本編にあるとか?と。
其れは其れで読んでみたい。
「警視庁捜査一課十一係(警視庁殺人分析班)シリーズ」「警視庁文書捜査官シリーズ」も気になる。
大トリが深町さんの「野良犬の嗜み」で良かった。全部“持って”行った。
解説によればメインとなる人物の年齢順で「野良犬の嗜み」の米沢が大ベテラン・・・だがヤのつくご職業の浦部と仲良しというか利用したりされたり。
其の二人の仁義についての物語でもある。
割といかつくて重厚な短編なんで、もし途中に収録されていたら、其れ以降の作品がしょぼく感じられそう。。。
今後は深町さんを”対バン殺し”とお呼びしてよろしいでしょうか。
元元好きだからそう思うだけなのかもしれないが。

どうでもいいニュース:
「野良犬の嗜み」、3月に観た弾き語りイベントの山田将司みたいな感じがした。
sociologicls.hatenadiary.jp
空気が全然違うんよ。