社会学的ラブソング・改

音楽と本とお茶と美味しいものと面白いもので出来ている。あんまりはてブされたくないです・・・。

怪談ふたつ・脳ひとつ

ツイでもmixiでも呟いたが、路上にお花供える時は強風対策をしっかりしていただくようお願いしたい。
夜中「朝もこんな風吹いてたら絶対出勤せえへん!」ていう位すっげー風吹いてるわ状態、そんで朝ゴミ捨てようとベランダ見たら排水口のとこに花束が。
思い当たる場所が幾つかあるけど、其処へ持っていく訳にもいかないし。
からっからの花束なんで当方で回収したが、ほんま吃驚した。
何かあったら怪談作家さんとこに連絡差し上げようかと思うが、何方がよいのだろう・・・関西だから田辺さん?

先週末から今週末にかけて読んだ本の話など。
怖かったりするので書影無し。
・「実話奇譚 蠱惑」(川奈まり子竹書房怪談文庫)
旧精華小学校の話というか「何処の量販店になってるん?」というのが気になって読んだ。
怪談が語られた後、調べてこんな由縁がありましたよ・・・と続くのはどうなんだろう。
怪談の余韻に浸りたいような、一方でドラマ版「孤独のグルメ」の久住さんパートみたいな感じで理解が深まってよいのか。
・「実話怪事記 恨み禍」(真白圭/竹書房怪談文庫)
定番の実話怪談という感じ。
たまには何かに特化してないのも良いな。
木瓜業」は何故”木瓜”業、なんだろう。
其の土地ならではの話があるのだろうか。
「知らない女」、認知症で自分の事わかんない、というのは”出る”側的にどうなんだろう。
現れてはみたが相手がボケちゃって解らないのはやっぱり寂しいのだろうか、”出る”側には相手のボケ具合は解らないのだろうか。
逆に認知症進んでても”出る”人が居るという事は解るのか。
とすると、「あーまた妄想が」「ボケ進んでるわー」と思っているのが実は怪異だったりするのかもしれない。
ややこしいな。。。
高齢化社会の影響が此処にも(違)。
・「『脳疲労』社会」(徳永雄一郎/講談社現代新書
帯に「脳疲労うつ病のサイン」って、既に診断下ってる人が読んでよいのかどうなのか。
結局たっぷり寝て休むのが”脳疲労”に良いようだ。
案外簡単そう。
とはいえ其れが出来たらメンタル病まないよ・・・という気も。
特に目新しい話は無さそうである。
ところでクレーマーの話が出てくるが、クレーマーの心理、どう”生かす”のだろうか。
酷いクレーマーだと、クレーマーの心理背景に淋しさ・悲しさがあるから逃げない姿勢が・・・なんて無理だし、依存されてもなぁ・・・という気がする。
其れは其れで新たな”脳疲労”の原因のような。