社会学的ラブソング・改

音楽と本とお茶と美味しいものと面白いもので出来ている。あんまりはてブされたくないです・・・。

凶鳴怪談

新聞読んでたら演劇の方が「オンライン演劇は演劇以外の何か」みたいな事を仰っていたが
其れはもうみんな解っていて、それでも立ち止まってらんない、前に進みたい、何なら新しいモノ生み出してやろうじゃないかって活動なんじゃないかね。

「凶鳴怪談」(岩井志麻子×徳光正行竹書房怪談文庫)読んだ。
怖いので書影無しです。
「呪憶」の方も読んだ。
前半が志麻子さん、後半が徳光さん、最後に対談という形式。
志麻子さんのが相変わらず怖い。
何が全然違うんでしょうな。
海外だったりダークだったりするからだろうか。
徳光さんは其処までではないだろう・・・と思いたかったが、怖いというか気持ち悪い、後味悪い。
怖さが来た後に余韻として厭ーな感じが残るというか。
対談によれば”歪みや違和感、みたいな話”を入れたかったそうである。
「怖い話ある」と言われて語られるより「変な事があった」という方が”くる”ようだ。
期待値の大きさという話をされているが、怖い話は”怖い”という点に着地している一方で変な事があった話だとまだ何処にも着地してないから怖い、気持ち悪いのかもしんない。
ホテルのジムの写真のやつは、TVで見たやつだろうか。あれ志麻子さんのツテだったのか。

あと「呪憶」の方の対談で平山さんが記憶が編集される話をされていた。
トラウマを排除する為、なのだそうだ。
自己防衛なんかな。