社会学的ラブソング・改

音楽と本とお茶と美味しいものと面白いもので出来ている。あんまりはてブされたくないです・・・。

uP!!! SPECIAL LIVE HOLIC extra vol.5 -another edition- at なんばHatch

家計のお財布失くした・・・!?と朝から焦る。
何とか無事見つかった。
平日と同じ時間に起きてよかった。図書館の本も返さなあかんし。
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本日はなんばHatch、一昨年のアシ以来!?
チケット代は事前にコインを買う方式になっていた、そのコインを入口で紙チケットに引き換える仕様。現金の遣り取りを無くしましょう、という事か。
入場チェックはZeppよりやや緩めな気がする。
今回大阪コロナ追跡システム登録し忘れて入場列に並んであたふたしてしまった。並ぶ前に登録しよう。
座席の両端にはたっぷりスペース取ってある。会場が大きいと一人一人のスペースが広くなる。
思ってたより真ん中、「まじかよ、友よ代わってくれ・・・!」な位置である。
マスクしてても喋るんはええんかな。一昨日田口さんから会話について注意があったのを思い出した。

ヤマサキセイヤ(キュウソネコカミ

そういえばキュウソまだライブ観た事なかった。*1
ワンカップ片手に登場、というのが意外。
初っ端からフジの「桜の季節」。柔らかく歌う人やってんな。
今迄弾き語りは野外でやっていたそうで、屋内弾き語りでステージに立つのは今日が初めてらしい。
結構やってはってんな。ソロで弾き語りというのが意外な感じがしていた。それこそヤマサキ&ヨコタでやってそうな気がしていた。
家で弾き語りやったら怒られる。お風呂で歌うと配管伝って他の部屋でめっちゃ聴こえるとか。
で、カラオケボックスで練習してたら、隣が瑛人の「香水」で弾き語り対決!?と思ったらしい。
「ぬいペニ」はタイトル酷い(TVはNG、深夜ラジオならOKだ)けどいい歌。
ぬい~にならないよう気に懸ける男の歌。切ないな。
「その星の光で酒を飲む」でワンカップ煽る。
最後は時間足りないので「いいわけ」1コーラス。
ギターも歌も上手い、でも一番上手いと思ったのが歌とMCの構成、流れ。ちゃんと繋がってくんだよな。*2
こういう状況なのも「あと少し」と。
しかし後輩とはいえの同じ事務所の関西人があんなに立て板に水するするハイスピードだとマツも気にしますわな。。。

金井政人&東出真緒(BIGMAMA

サウンドチェックが本人で既に始まったかのようなかっこよさである。
しゅーっとしててかっこいいな。
アコースティックセットで同期有りは使える音が増える分自由度が上がってて反則ギリギリな気がする、かっこいいからいいけど。
色んな事出来るもんな。
同期使うならルーパー無しでも良いような気もした。
ルーパーはその場でフレーズ入れて重ねていく、「そのフレーズがそうなるのか!」と面白いが、待たされる感じもあって、ちょっとかったるかった。

はっとり(マカロニえんぴつ)

此の人が流行ってんのか、色んな人が絶賛してる人か・・・と思いながら観てた。
解る気はする。
良い意味で癖が無い。
あと奥田民生好きやねんな。多分1曲目が民生。
ヤマサキがカバーでやってた「さすらい」、はっとりがやる曲の候補に挙がっていたらしい。
MCで言わんとする事は解るが、言葉の選び方が合わんなー、と思った。
こっちは音楽楽しもうと思って来てんねん、こんなくさくさした時代だからさ。
「楽しもうとしないで」という言葉を使われても。。。いい音楽聴いて心から湧き上がるように楽しみたいのだ。

山田将司THE BACK HORN

黒いロングシャツ羽織って登場。脚を組んだり戻したり。
アコだからとて容赦は無い、バンドで歌う時と同じだ。下手したらメンバーが居ない分リミッターが外されてるのでは。
「15歳」で途中繰り返してる?と思ったら歌詞間違ったらしくて最初からやり直し。
苦笑いでむにゃむにゃふふーん、で続けないのが山さんらしい。
同じイベントなん?と一瞬思った位、空気が違う。
別格というか・・・将棋の上手い人らでワイワイ指してたら真剣師が来た、みたいな。
MCほぼ無し(一昨日の「世界中に花束を」の時に話していた事、くらい)でやってたから尚更なんだが、「音楽は~とか生活に要るとか要らないとか楽しむのがどうとか、語るよりもまず歌え、全身で全力で歌え」って平手打ちしていくような凄みすらあった。
自分もぶん殴られた。ただただ歌とギターを全身で観て、全身で聴くのみである。
多分喜びも悲しみも怒りも、何もかもあらゆる感情が込められていたと思う、その気持ちの強さにぶん殴られた。
あんまり良い表現ではないですけども。
「茨城出身だからBRAHMANバージョンで」と最後に歌った「満月の夕」を観て(聴いて)いて、阪神淡路大震災の時の何処かの避難所で焚かれたドラム缶の火が見えた。
当時ニュース中継で避難所の学校の運動場のドラム缶で焚かれている火の明るさで参考書読んでいる受験生を見た、あの時の火の明るさ。
甘ったれんじゃねえ!と打ちのめされると同時に、力を貰うような。

そのまま「最後に1曲みんなでやりましょう」というのも無いまま終演。
えっ?
放心状態。
此の後用事があるから「行かなきゃ」って動けたけど、もし何もなかったら難波で暫くへたり込んでいたんじゃないだろうか。。。

どうでもいいニュース:
山さんのソロ、JANUSで観たぞ・・・と思ったら5年前。
当時左耳痛くて離脱してたが、今日も左耳が痛い。
其れは山さん関係なく割と最初から。何で左耳なんだろ。

*1:カミコべではリストバンド交換が間に合わなくて観られなかったし、その後はチケット取れなかった。

*2:軽音の時点で既に揉まれてますわな