社会学的ラブソング・改

音楽と本とお茶と美味しいものと面白いもので出来ている。あんまりはてブされたくないです・・・。

実話 怪奇譚

親戚から貰ったねぎが力強そうなんで、切ったペットボトルに水張って根元突っ込んで水栽培始めてみた。
順調に伸び始めている。
成長中からねぎのあのにおいするんやね。。。

「実話 怪奇譚」(蜂巣敦ちくま文庫)読んだ。

実話 怪奇譚 (ちくま文庫)

実話 怪奇譚 (ちくま文庫)

怪奇小説論・・・と思いきや古今東西実在した事件の割とゲスゲスしたリポートとフィクション作品やら何やら様様な怪奇猟奇が陳列されている。
見世物小屋みたく「ほらほらおどろおどろしいだろう」と取り上げる訳でもない、その代わり其れらを纏めて分析したり論じたりはしない。
敢えてそうしてるんだろうなぁ。
もうちょっと突っ込まないんだろうか?とは思った。
ファイリングされて棚に整列しているモノを「ああその事件/作品ですか」と取り出して説明する、偶に気持ちが入ってしまって「ある条件にさえ当てはまれば犯人は社会復帰出来る」「殺され損」とか零してしまうような感じがする。
少年犯罪とか、ほんまそうだよな。
但し怪談は無い。
ちくま感あんまり無い、太田出版とかあすこらへんぽい・・・と思ったら色んな媒体に書かれた文章を集めた一冊のようである。