社会学的ラブソング・改

音楽と本とお茶と美味しいものと面白いもので出来ている。あんまりはてブされたくないです・・・。

群青のカノン 航空自衛隊航空中央音楽隊ノート2

日向坂文庫(omni7限定でSKE文庫もあるな)ってどうなん。
本を手にする人、買う人が増えたらええんかな。
前にやってた時は男子高校生が何人か見ながらきゃっきゃしてはったけど。
著者とメンバーがOK出してるんだったら、いいか。
フェア展開されてる壁面一色に染まってる。
ただ元の表紙が変わっちゃうので、ちょっとモヤる。その本の為に作られた表紙デザインが変わっちゃうのは。
其れを言い出すと新潮文庫の夏のアレはどうなんだ、角川のかまわぬコラボはどうなんだ、ってなるのか。
かまわぬコラボは内容に沿った柄になってる。

・・・とかモヤってる癖に1冊買っている。
図書カードが欲しいのだ。

「群青のカノン 航空自衛隊航空中央音楽隊ノート2」(福田和代/光文社文庫)読んだ。

航空自衛隊音楽隊の女性隊員の”音楽青春ミステリー”。
ミステリー以上に人間関係・・・恋愛要素盛り盛り。
高校の同級生の隊員が主人公の事が大好きなんだけど、気持ちを打ち明けられない。
というか主人公だけが気づいてない、他のみんな気づいてるのに。
それがまた話をややこしくしてるんだなぁ。
謎部分は人が死なない、不幸にならない。
ここんとこ色んな方向にしんどい系の本読むのが続いていたので、このゆるーいふんわりした雰囲気が丁度よかった。
福田さん、こんな軽妙でゆるい作品をお書きになるのか、とびつくりである。
「その花で花束作るん?*1」とかツッコミ所はややあるが、面白いので良し。
ただただそのギャップにびつくりしかない。

ゆるっとした謎とばりばりラブコメ好きな方は是非。
(すれ違いラブコメかつ女子達可愛らしいんで栄純好きそうだなーと思った)
ワテは・・・ううむ。
松尾や沖縄の女子達みたいなタイプが苦手なもんで。
このシリーズで1と3があるようだが、読むかどうかは悩むところである。

どうでもいいニュース:
「ナンバーワン・カレー」は怒髪天かよッ!と思ったら正に怒髪天だった。
じゃあ豚肉3種混ぜなきゃですね、玉ねぎは炒める分と具と。(当時HPで紹介されてたシミさんのカレーの特徴がそうだった)
それはさておき、あの歌で”母ちゃん”を嫁と受け取るか・・・色んな解釈があって面白い。

*1:どんな花なんだろ、と検索してちょっとびつくりした