社会学的ラブソング・改

音楽と本とお茶と美味しいものと面白いもので出来ている。あんまりはてブされたくないです・・・。

定本 バブリング創世記

山Pと飲みに行った子、どうなるんだろうね。
恐らくはしれっと復帰出来まい。
今更YouTuberやって人気取り戻せるとも思えない。既に芸能人がわんさかYouTuberやっとるから。
代わりのコなど幾らでもいるだろうし。。。

「定本 バブリング創世記」(筒井康隆/徳間文庫)読んだ。

定本 バブリング創世記 (徳間文庫)

定本 バブリング創世記 (徳間文庫)

  • 作者:筒井康隆
  • 発売日: 2019/09/06
  • メディア: 文庫
「バブリング創世記」、教科書に載ってたなぁと懐かしくなった。多分第一章だけ載ってたんだっけか。授業でやったかは覚えていない。
スキャットなんやね。でもスキャットに留まらなくなっていろんなもんが生まれてくる。
講談師の方が朗読・・・演じはったらどうなるんだろ。句点のとこでカッと釈台叩くとか。
「死にかた」「裏小倉」「上下左右」「廃塾令」「ヒノマル酒場」が面白かった。
「死にかた」は「あるあるー」と思いながら読んだ。騒動好きとかお色気攻撃とか。
「裏小倉」、通訳が「不能。」の句のレベルの高さよ。何となく意味が解るというか感じられるだけに可笑しい。
それにしても実話怪談みたいなタイトルである。
「上下左右」はマンションの各部屋での出来事が其其の部屋の図に書かれている。
”あなた”は一応巻き込まれないのか・・・
「廃塾令」は今だったらどーなるんだろ。
「ヒノマル酒場」は最後ぐっちゃぐちゃ血ドバーかと思ってた。

読んでてすっきりするのは何故だろう。
悪い側にも事情があるんです・・・じゃなく欲かいたらしっぺ返しがくるよ、だからか。

そういえば筒井さん今どうしてはるんやろ・・・と思ってたら、「富豪刑事」に出てはりましたな。
あのおじいちゃんもしや!と思ったら、やっぱり!

どうでもいいニュース:
各作品の扉のフォントが好き。作品によって少しずつ違う。