社会学的ラブソング・改

音楽と本とお茶と美味しいものと面白いもので出来ている。あんまりはてブされたくないです・・・。

続 明治開化 安吾捕物帖

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別に推理しなきゃいけないって事も無いような気がする。
謎が解かれるプロセス追っていくとか、「気づけやー!」ってツッコミ入れるとか。
増田のように物語に没頭してもいいじゃないか。
たまに「謎解けたらそれでええんか、それ以外はどうでもええんか」みたいなんもあるけど。

「続 明治開化 安吾捕物帖」(坂口安吾/角川文庫)読んだ。

続 明治開化 安吾捕物帖 (角川文庫)

続 明治開化 安吾捕物帖 (角川文庫)

事件に至るまでがややこしくて面白い。
変な館とか謎の一族が出てくる訳ではない。
しかし・・・人間関係がややこしい。
そりゃ揉めるわ、殺人事件起こるわ、という感じである。
勝海舟、虎之介、花廼屋が一旦解いたのを新十郎が全部ひっくり返して謎解き、というパターンからだんだん離れてくる。
新十郎が登場すると安心しますな。
「冷笑鬼」「乞食男爵」面白かった。面白い、というのも何なんだが。
このシリーズがドラマになるらしいね。気になる。
ゆりりん的にドラマ化しちゃえばいいのにー、と思って読んでたとこだ。

「稲妻は見たり」「ロッテナム美人術」「赤罠」はどっかで読んだ気がしていた。
何かアンソロジーで読んでたのかもしんない。
で。
「明治開化 安吾捕物帖」の方読んだの思い出そう、とアーカイブの方検索したら、「続」を読んでいた。
だからかー。
・・・にしてはそれ以外の話を一切覚えていないのだが。
おかしい。
謎である。
どんなトリックだ?