社会学的ラブソング・改

音楽と本とお茶と美味しいものと面白いもので出来ている。あんまりはてブされたくないです・・・。

SPEEDSTAR MUSIC presents あしたは木曜日

スピスタのラジオあったん?と思ったらこの度の新コロ関連でみんなでやっていきましょう的な感じで始まったらしい。
「あしたは木曜日」ってそのままだがふふっとなっちゃうなー、と思ってたら、超戦士ドリアンが考えた番組名との事。

先週はスタジオでマツが進行役で、10月誕生日組3人が自宅でメッセージを録音したものをオンエアするという形式。
解らなかったけど、トーク以外の音も入ってたっぽくて途中でその旨伝えられていた。

ライブハウスの思い出話が面白かったのでメモを残す。

栄純

初めて行ったのが屋根裏
当時パンク系のバンドにはまっていて、初めて観に行った
お客さんの盛り上がり方が暴れてる集団のような激しいノリ方、びっくり
自分なりに参加してみて、わかった、本場のノリを知った
その後友達のライブを観にHIPSHOTへ観に行った、本場のノリを観て来た人間として暴れた記憶が
ちょっとかぶれてた
屋根裏にはバックホーンとしても何回も出演、自主企画やったりデモテープ置いてもらったりアドバイスいっぱい貰った
自主企画をした時、前座っぽくつけたバンドは菅波がやっていたパンクバンド、2ステージ
当時は「やっちゃえ」ってノリだった
屋根裏は伝説の聖地、そのバンドでも出られてよかった
江戸末期なバンド、江戸末期に起こった事を歌にしていた
後に光舟が「江戸末期は戦国時代じゃねえ」と突っ込んでくれた
オンエア→「その先へ」

→マツ
スピードスターに入るきっかけが屋根裏に置いたデモテープを拾ってくれた
「その先へ」で歌っているのがこの頃、2019年の武道館の1曲目

光舟

新宿ロフトで働いていた、3年くらい
酒を作ったり色んなバンドの人と知り合ったりした
高校時代に岡山ペパーランドで観たハイスタ
口コミでハイスタが岡山に来る事が伝わってきた、行きたいのでチケットを取りたい
プレイガイドに泊り込みで並んで取った、苦労した感じも思い出深い
ライブまでの2ヶ月のドキドキが忘れられない
当日開場2~3時間前に行ったら横山健さんが弦変えたりツネさんがコインランドリー行ったりして、カルチャーショックを受けた、身近に感じた
さっきまでふらふらしていたお兄さんのパワーが凄い、耳鳴りと興奮が忘れられない
その日の夜に上京を決めた、自分にも何か出来るんじゃないか
バックホーンでステージ立った時に「この客席からステージ観てたんだ」と
まだペッパーランドでライブしたい
ハイスタも春のイメージ
オンエア→「飛行機雲」

→マツ
2014年発売「暁のファンファーレ」から
改めて聞くとより深く知れていい

山田

水戸ライトハウスでの出来事がボーカル人生の中で思い出深い
床ぶん殴って骨折した
理由はわかんねえよ
興奮しまくってて、兎に角当時(2002年頃)自分の内に向かって叫ぶ事で自分が許されていくんじゃないか、追い込む事で呼吸していた
その感情が高ぶりすぎて気が付いたら床を殴っていた
「ひとり言」の最後、爆音の中だったがボキッという音が聞こえた、その瞬間に冷めてローディーに「折れた」と伝えてハケ
水戸の病院で手当てを受けて打ち上げへ、ほんとはよくない
小指の付け根は喧嘩の下手な人が折りやすくて、ちょっとかっこわるい
今でも冬に痛む、骨に刻まれた思い出
ライブハウスという場所があるから俺達はやってこられた
ガキ、若かった自分がここまで普通の人間と呼べるくらいになれたのはライブハウスで沢山のお客さんと思いを交わしたのがでかかった
なくならないで欲しい
オンエア→「ひとり言」

→マツ
2018年「ALL INDIES THE BACK HORN」から
ライブというのは非日常、自分の中でも確かに内に入っていく、色々な旅が出来る、色々な感情が感じられる
僕も指を怪我してしまった事がある
瞬間に冷静に「どうしよう、ドラム叩けるのか」と不安になった
後ろからみて冷静には見えなかったが、そんな瞬間があったんだな
全力でこの4人でライブ出来る日を楽しみにしています

松田

普段聴けない話を一人で話してくれる事で雰囲気が伝わってくる、普段あまりまじまじとメンバーとこういう話をしない
東京に出てきてからライブハウスというものを知った、福島ではホールで観ていた
ツアーの思い出とリンクする
高知X-pt.がすごくザ・ライブハウスという感じがする、密度が
交差点のところにある、という場所の立地もかかわってくる、ここに帰ってきたなというのが思い出される
高知は食べ物が美味しい、かつおを克服した
光舟「食べてみろ」
郡山HipShot、地元のライブハウスということでインディーズからお世話になっていた
広い、500人くらい
初めて超満員のライブやったときに感動した、夢を達成した感じ
場所と人、音楽をする場所を守り抜いてくれた
郡山の前田さん、ChangeWageの黒沼さん
黒沼さんとはコールドプレイの過去のアルバムの話など、ライブ後に延々としていた
音楽に対してアツく、バンドに対して優しい人達
そんな人達と一緒に作る事でずっとライブハウスが続く、僕らもツアーが出来て皆さんに音楽を届けられる
オンエア→「太陽の花」

ツアー、来年なんだろうか。マツの話だとそういう感じがする。
冬に新コロがぶり返さないとも限らないしなぁ・・・

そういえばマツは「夜更けの囁き」でもライブハウスの思い出話をしてはった。
仙台の。
・初の仙台ライブはMACANA
 COCKROACHと一緒にやる筈が手違いでお互い違う場所でライブをする事になった
・その後THE YOUTHにであったりGIPでイベントやったり
・JUNKBOXは近所の餃子屋で本番前にさくっと腹ごしらえしたりライブ後に打ち上げしたり
 震災の年、ARABAKIがある筈の日にライブをやったのが未だに忘れられない
 音楽の有難み、みんなの心から欲してくれる感じ
Zepp仙台はKYO-MEI大会で、また出来ないかなという恋しさがある
今回のツアーがRensa、なんだっけか。
各地それぞれに思い出があるんだろうな。

おまけ:
4人それぞれがそれぞれの日々を過ごしているようだ。
光舟の家のベランダ、広いのかー。
マツは2月くらいまでは普段出来ない長い練習、サンバキック等の練習をしていたそうである。
サンバキックは長くやるほど身につくんだそうだ。