マスク作ったシリーズのPV数普段より上がっている。
PV数欲しいだけの人は実際にマスク作って使ったレポ書いたらいいのでは。知らんけど。
「春季限定いちごタルト事件」「夏季限定トロピカルパフェ事件」(米澤穂信/創元推理文庫)読んだ。
- 作者:米澤 穂信
- 発売日: 2004/12/18
- メディア: 文庫
- 作者:米澤 穂信
- 発売日: 2006/04/11
- メディア: 文庫
小市民として過ごす為に小鳩君と小佐内さんは割り切りながら協力する・・・のだが。
事件が許してくれない。
「あーっ!」と言いたくなるくらい若っ!若気の至りというやつかこれは。
・・・と思ってたらそうでもない。
失せ物探し、おいしいココアの入れ方、食べてしまったケーキの隠し方、といった小さな謎に隠された大きな謎。
「ほんまに小市民として過ごす気あるんか?」という感じである。
謎があればつい推理して話しちゃう(それこそ「論破!」な勢いで)、やられたらやり返す的に復習しちゃう、のは仕方ないとして。
片方がもう片方利用しちゃうというのが恐ろしいというか何というか。
小市民として過ごす為の協力関係の解消だって、ちょっとずるい。
自分の狡さを見抜かれるのが怖かったから解消する方向に持っていった・・・のかな。
甘いお菓子の陰の人間関係の苦さ、それが良い。
どうでもいいニュース:
巻末の本紹介が気になる。。。