社会学的ラブソング・改

音楽と本とお茶と美味しいものと面白いもので出来ている。あんまりはてブされたくないです・・・。

なぜアーティストは生きづらいのか?

どうなるのかなーと思っていたが、”人口密度を一層下げる””万が一感染しても部署全滅させない”事を徹底するように、となった。
自分の勤務についてはこれまで通り。「部屋からあんまり出ないように」と念を押された。
これも状況によりけりなんだろうな・・・。

「なぜアーティストは生きづらいのか? 個性的すぎる才能の活かし方」(手島将彦+本田秀夫/リットーミュージック)読んだ。

読みたかった本↓の、1つ前に出ている本。アーティストの”けったい”な部分、それは”個性”で片付けられるものなのだろうか。
ひょっとすると”生きづらさ”を抱えていて、もしかしたらそれは発達障害自閉症スペクトラムから来るものではないか?

インクルージョン(包含)、ダイバーシティ(多様性)。
”ふつうの人”から見てぶっとんでたりはみ出したりしている所も、メンバー間で上手く噛み合ってる、フォローし合えるバンドは長続きするのかも。
「今はアーティストがやらないといけないことが増えすぎてしまった感じ」とある。
そういうのも広報・渉外的な役割が得意なメンバーが居れば、分担出来るのかもしれない。バンドのええとこ。
上下関係が厳しいのも、上手くいけば「こいつ○○苦手だから、こうしてやって」と先輩がフォロー出来たりし・・・ないのかな。
「事前に情報を入れておく」というのは大事かもしれない、誰にとっても。
そこが曖昧になると、病む。
生きづらさ、をどこまで共有出来るか。理解出来るか。

で、アーティストの性格・性質を上手くスタッフがフォロー出来ていれば、潰されなくて済む。
そういう意味でも”誰に見つかるか”が大事なのかもしれない。
売れたらスタッフが増えて配慮されやすくなるのか?”こうあるべき”に押し潰されて配慮されにくいのか?

ところでこういう本を読むと「発達障害が潰される」的な話が出てくる。
その逆は?
フォローする側も完璧ではない。弱っちいところもある、人間だもの。
正社員時代の会社で、新人君のフォローに回る側が消耗してたのをちょいちょい見てたので、気になった。

どうでもいいニュース:
「生きづらさ」を感じる人のタイプのうち、「自己愛タイプ」って某ドラマー(最近はドラム以外の仕事も多い人)当てはまるんでは。
その人のツイで「なぜアーティストは壊れやすいのか?音楽業界から学ぶカウンセリング入門」の方を知ったのだが。