社会学的ラブソング・改

音楽と本とお茶と美味しいものと面白いもので出来ている。あんまりはてブされたくないです・・・。

神戸の給食レシピ

こないだ友人と神戸あるある的な話から”とくれん”の話になって、須磨の大丸で買える話したらびつくりされた。
なので「懐かしさに身悶えするがよい!」と送りつけたら親子で楽しんでくれたようだ。

「神戸の給食レシピ」(神戸市教育委員会×京阪神エルマガジン社)読んだ。

神戸の給食レシピ

神戸の給食レシピ

  • 発売日: 2020/01/29
  • メディア: 単行本
レシピと、神戸の給食の歴史や今どんな風に出来ているか、等。
自分が小学生だった頃のレシピもある。今でも出てるのか、とびつくり。
味付けetc.は今風になってるんだと思うけど。
「マカロニのクリームに」はめっちゃ好きだった、これを家で作れるとは有難い。
チャウダーとか懐かしい。めっちゃ好き!ではなかったが、今食べたくなった。
あと名前忘れたけどマカロニのケチャップ煮みたいなやつ食べたい。「鯨肉のノルウェー風」的な感じの。
今は行事を意識したり、郷土(兵庫以外)や外国の料理があったり、バラエティー豊かである。
当時も美味しかった*1が、いいなぁ美味しそうで。
芋煮は山形なのか。
給食の教育の一環、でも昔も今も楽しいね。
好き嫌い多いと辛いけど・・・自分はある程度好き嫌い克服したけど、最後までグリンピースがダメだった。
にんじんダメな子が居て、その子が憂う事なく食べてたのが関東煮(おでん)だけだったような。

幾つか作ってみたけど、結構難しい。

写真↑は「牛肉のウエスタン風」。鯨肉のを牛肉にするとウエスタン風、らしい。
以前新聞にレシピ載ってたけど、この本では分量が作りやすい(測りやすい)ものになっていた。
給食のおばちゃんの偉大さを思い知った。
”とくれん”が特別なのは只のオレンジゼリーではなくて絶妙の凍らせ方してあるからなんだろうと思う、あの凍らせ具合・・・給食のパン(ご飯)・おかず食べ終わってデザートに食べるタイミングで固すぎず柔らかすぎずいい感じの。
あれも難しいんである。
冷凍庫から取り出してすぐだと固すぎるのだ。

レシピだけじゃなくて献立作りの裏話や野菜・パンを納入する方の話もあって面白い。
地産地消を意識してたんだな。昔もそうだったのかな。
原田パンは中学のパン思い出す。
当時は給食じゃなくてお弁当、お弁当持ってこられない人の為に原田パンが出張販売に来てた。

各地に給食レシピ集が出たら面白そう。
芋煮でも山形の給食に出てるとしたら味が違ってるんだろうなー。

どうでもいいニュース:
”とくれん”は給食の献立表に”ゼリー”ではなく”とくれん”て書いてあったような気がする。

*1:嫌いなもの以外で劇的に不味いものはなかったような