社会学的ラブソング・改

音楽と本とお茶と美味しいものと面白いもので出来ている。あんまりはてブされたくないです・・・。

関西怪談

予言残して「もし疫病が流行することがあれば、私の姿を描いた絵を人々に早々に見せよ」と言ったアマビエが話題で様々に描かれた絵がTLに流れてくる。
しかし「治してやろう、疫病してやろう」とは言ってない、という話も。
もしかしてアマビエは疫病や噂話・流言飛語の拡散(しやすさ)を表しているのだろうか。
それにしてもアマビエもびっくりだろうなぁ、めっちゃ後の人間達がわらわら絵を描き出して。
というようなツイをしたら「描いた人がびっくりなんでは」というツイを見た。確かに。

「関西怪談」(田辺青蛙竹書房怪談文庫)読んだ。

関西怪談 (竹書房怪談文庫)

関西怪談 (竹書房怪談文庫)

関西でも大阪・京都メインの怪談、怪しい話である。
「京都怪談」は読みましたな。
sociologicls.hatenadiary.jp
京都の話もそっちとはちょっと雰囲気が違う。
「京橋の化け物屋敷」は大阪らしいなぁ、と何となく思った。
「泉の広場」は元々あったのが、話し主みたいな人が実際に赤い船着せて撮る等行動する事でパワーアップしたんかな?と思った。
(リニューアル後はどうなったんだろう)
あと京阪沿線、多そうなん気のせい?
新耳袋」か「九十九怪談」にあった生首の話も京阪沿線かな?と思っているのだが。
兵庫、滋賀、奈良、和歌山・・・と各地の怪談も個性があるんだろうか。
神戸というか阪神淡路・・・敢えて言うまい。どうせ当時(震災後数年)には取材に来なかったろ。今更言われても。

で、やけくそ引きこもり中だったんで、帯にあった「怪談総選挙2019」も一通り読んだ。
怖いかというと・・・どうなんだろう。
怖さより気持ち悪さが上回るような。
写真の話は怖いというか好みだった。
あと「信じようと、信じまいと」*1にありそうな話も。
郷内さんのと「京都怪談」は既読なので知っていたが「え、これが代表になるの?」と思ってしまった。これも怖いけどもっと怖いのんあったやん。
「沖縄怪談」は気になっていたので1話だけだけど読めてよかった。

*1:今でもスレあるんだろうか