社会学的ラブソング・改

音楽と本とお茶と美味しいものと面白いもので出来ている。あんまりはてブされたくないです・・・。

山峡奇談

怪談系はライブの時に読むのに向いてるかもしんない。
1つ1つが長くないじゃん、すると入場待ち中や転換中に読んでても、きりのいいとこですぐ止められる。

「山峡奇談」(志村有弘・編訳/河出文庫)読んだ。

山峡奇談 (河出文庫)

山峡奇談 (河出文庫)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2020/01/08
  • メディア: 文庫
古代から昭和までの、山にまつわる怪談・奇談。
古代・中古らへんは法話のようだ。
それ以降も仏教にまつわる話が結構あるような気がする。
動物の話も。
欲張ったり、人の話ちゃんと聞かなかったりしちゃダメだよ、という説話・・・でもあるような。
怖さや不思議さで心が動くのと、「悪い事したらあかんなー騙したらあかんなー」と心が動くのとがリンクして、素直に聞けるようになる、とか?

最後のは山窩に関する手記か?と思ったが小説であった。
流石に実話は出てこないのかも。(ちょっと期待してた。)

「怪談実話揃」も読んでみたくなった。
同じ編者の「怪異な話」とかも。