社会学的ラブソング・改

音楽と本とお茶と美味しいものと面白いもので出来ている。あんまりはてブされたくないです・・・。

大人になると

今週のお題「二十歳」

二十歳の思い出は前にも書いたかもしれないが、成人式は同い年の子の学芸会みたいな謎の芝居にダブルダッチしながら歌うグループのパフォーマンス・・・よく引っかかる、引っかかるのは仕方ないとしても其れもパフォーマンスの一部として”魅せて”欲しかった。
途中で友達と抜け出してお茶する事にした、が考える事は皆同じ、それでなくても祝日なもんで何処も満席、諦めて帰ってきた。
あと髪をセットして貰う時に「前髪どうしたい?」と聞かれて「真っ直ぐ下ろしてください」と答えたら「アンタの場合はそれが一番難しい」とぐだぐだ言われたのだった。
普段お世話になってる美容師さんの師匠にあたる人だったが、客の自分には全く有難みが無かった。

大人になったのやだーと思うのは十代の頃好きだったアイドル・タレントの当時の思い出話のゲスさに遭遇した時。
「電話番号書いた紙を何とか渡して、見つからないように電話待った」とかは微笑ましいんだけどな。
アイドルにまだ夢があった時代、今はそうじゃなくてもあんまり夢は潰さないで欲しかった。

そういえば。
大人になると「うちの子の成人式の写真見て!」てな機会が増える。
昔、mixiのメッセージで送られてきた事があった。
「カラフル紋付着る人ほんまにおるんや・・・小遊三・・・」としか言えなかった。
まじで「笑点」の小遊三師匠の着物みたいなブルーの紋付だったんだよ。お子さん以外もめいめいにカラフルな紋付だったから「笑点」感ばりばりあったんだよ。
かといって昨今の北九州ほどの派手さは無かった。
笑点ですか」と返すわけにいかないので「こーゆーのって、誰が何色やりたいとか分担するんですか?」等と返した気がする。
今どうしてるんだろうね。あのカラフル紋付は後輩や子孫に受け継がれているのだろうか。

どなたかが仰っていた事だが、自分も北九州の成人式の衣装は文化人類学的に研究したらいいと思う。
何度か着た衣装は観光案内所に年がら年中展示したり、観光客に着せたりして観光資源にしちゃうとか。

どうでもいいニュース:
そういえば高校時代の人間不信が回復しかかってきたのが二十歳の頃。