社会学的ラブソング・改

音楽と本とお茶と美味しいものと面白いもので出来ている。あんまりはてブされたくないです・・・。

ごろごろ、神戸。

年賀状書いた。出した。
仕事も明日で納める・・・筈が色々ぶっ込まれて何なん!?である。へヴィなん来た。

「ごろごろ、神戸。」(平民金子/ぴあ)読んだ。

ごろごろ、神戸。

ごろごろ、神戸。

  • 作者:平民金子
  • 出版社/メーカー: ぴあ
  • 発売日: 2019/12/10
  • メディア: 単行本
タブロイド版のやつとB面、Web連載は飛び飛びで読んでいた。やっと全部読めた。
帯の「異色の街歩き子育てエッセイ。」は確かにそうなんだけど、ちょっと違うような感じもする。
商店街巡りして、スマスイ行きたくなるやつな。
7系統のバス、坂バスも乗りたくなるやつ。
伝説の「市バス7番に乗って」をもう一度読めたん嬉しい。
板宿から神戸駅までのバスは皮膚科行って大学行くついでに乗ってた。ちょっとルート被ってるのかな。どうだっけ。知らんけど。
新開地・湊川らへんのあれは確かに不思議だ。
言うほど通ってないけど、湊川公園の手しごと市やフリマのついでにうろうろして道に迷ってた。
(そもそも地下鉄の湊川公園駅から地上に上がるところで迷ってた)
あの辺もまた探索せなあかん。
未だに平民さんといえばなめたけやメキシコ行ってはったイメージがあるけど、「海側」と説明してはるのがめたくそ神戸市民である。

2016年からこの本が出るまでのだいたい3年間で、自分の知らない所で色んなものが変わって、無くなったり生まれたりしてたんだな。
全然知らん癖に読みながら惜しむけれど、地元の方にとっては寂しくもあり、喜ばしくもあるのかもしれない。
此処には出てこないけど、元町・三宮なんか新しく出来てる店の、其の前に何があったか思い出せない所が増えた。
日々、どれだけ大事に出来ているのだろう。
「ごろごろ、神戸。」で知って行ってみたいお店や場所、どれだけ行けるのだろう。

気づけば犬と一緒にベビーカー乗ってごろごろしてた子が歩き出して、肩車されてお出かけしたり歩いたりするようになってるんだよなー。
こちらから勝手に知り申し上げてる子の成長も追える、不思議な感じ。

子供がこれからの人生でまちがいなく何度も出会うであろうくじけそうになった時に思い出すことができる「良いこと」のストックを、私はどれだけ作ってやる事が出来るだろうか。(p.85)

とあるけれど、ひっそり知らないうちに回りまわって平民さんや他の親御さんの”良いことのストック”作りに加担出来てたらいいな、と思う。
何処までやってええんかな?とは思うけれど。
ちっちゃい子に手をふって怪訝な顔をされがちなので。泣かしそうで怖い。。。
親御さんの助けにはなれるだろうか。

それにしてもスシナリエのお寿司屋さん、閉店してたんか・・・何となく知ってた(というか何度も電車で前通ってる)が、ショックである。
無いのん知ってる筈なのに、今年も「あれ?無いん?」ってなってた。
正社員時代に朝だけ見てたので、スシナリエというより”クリスマスツリーいっぱいあるとこ”という記憶が。
クリスマス以外はアンテナがいっぱいあって。

どうでもいいニュース:
ルミナリエに飽きたら神戸市民」、というより「ルミナリエ心待ちにしつつ結局行かない」とか「文句垂れつつ行く」とか「人様の写真で楽しむ」とか「昼間観に行くとか」・・・それワシや。
「辛くて行けない」という方の話は今でも見かける。