社会学的ラブソング・改

音楽と本とお茶と美味しいものと面白いもので出来ている。あんまりはてブされたくないです・・・。

道具の所為じゃない

今でも親戚のおっちゃんが新聞投稿してはるらしいので、余裕がある時には一通り目を通す事にした。
ある日「優先席でスマホやめて。スマホ使ってる人は優先席が必要な人がいても視界に入らない、周りからは気の利かない冷たい人に見える。優先席に座るならいつでも譲れる心構えを持て、スマホはそんな心を奪ってしまう」てな趣旨の投稿があった。
ごめんなおばちゃん、ワシ、スマホじゃなくて紙の本だけどたまに読むのに夢中になりすぎて周り見えなくて気の利かない冷たい人になっちゃうんだ、紙の本もダメって事だね心奪われちゃって”心構え”が出来てないから。
最近見かけるリアル二宮金次郎の子も勉強に夢中で心構えどころじゃないから、怒るんだろ?怒れよ。
基本的に優先席には座らないが、きっとこういうお厳しいおばちゃんなら優先席以外でも変わらないかも。

要は「優先席でスマホに夢中の自分より若い人が許せない」って事が言いたいのでしょう、
(単に投稿主が座りたかっただけなのかも)
優先席に座る若者が席を譲らないのと、スマホ使う人は周りに目が向かなくて冷たい人だ優先席でスマホ使うの禁止にしろ、とは違う気が。
其処で「優先席の貴方達、周りを見て御覧なさい、必要としてる人に譲って差し上げて、そして周りにも気配りできる人はとてもスマート。スマートフォンだけに」とでも投稿なさるなら、興味深く読めるし「うん、それもそうだな」と思えた。
少なくとも自分は腹を立てずに済んだ。

それにしても、スマホで何やってるかよう解るなぁ。
「どうせくだらないことやってんでしょ」って思ってはるんかもしれないが、もしかしたら困ってる人の為にスマホで調べ物してるのかもしれない。哲学書読んでるのかもしんない。