社会学的ラブソング・改

音楽と本とお茶と美味しいものと面白いもので出来ている。あんまりはてブされたくないです・・・。

京都怪談 神隠し

朝、一瞬だけ出勤。何しに行ったん状態。
これなら昼前まで仕事出来たかもだ、と昼寝して夕方目が覚めたら大雨。

「京都怪談 神隠し」(花房観音、田辺青蛙朱雀門出、深津さくら、舘松妙/竹書房文庫)読んだ。
京都*1、という縛りがあるからか、独特の怖さがある。
読んでる側から即怖くなる話と、後から怖さが来る話。
即怖いのは、判然しない分より恐ろしくなった。
この話の事なんだけどさ・・・ってタイトル書くんも怖い。
その筋の方なら、何の由縁があるとか斯斯然然の事ではないかとか解るのではないかな、いっそ其処まで教えて欲しい。怖いんだもん。
後から来るのは花房さんの書かれている話。
源氏物語」的である(実際にお話の中で触れられている)が、一度関係を持ったけれど今は別れている、それでも”追って”くるのか。
「人を憎んだり恨んだりしても、エネルギーを消費するだけで、なにもいいことがない」、だけど男が自分以外の女の元に行ってしまう遣り処のない気持ちが女の方に向かってしまうのだろうか。
男には向かわないもんなんだな。愛しているからか。
(もし、その愛も枯れてしまったとしたら、その時はどうなってしまうのだろう。)

※追記
タイトル書くんも怖い、って書いた怪談をお書きになった方からフォローされてた。

どうでもいいニュース:
電卓の表示については、職場の電卓もおかしい。
何らかのメッセージなんだろうか・・・確かに怖い。慣れてはきたけど。

*1:市内だけじゃなく八幡など幅広い