社会学的ラブソング・改

音楽と本とお茶と美味しいものと面白いもので出来ている。あんまりはてブされたくないです・・・。

拝み屋備忘録 怪談首なし御殿

昨日の話はおいおい、ゆるりと。

「拝み屋備忘録 怪談首なし御殿」(郷内心瞳/竹書房文庫)読んだ。
メインシリーズ(?)外の短い怪談である。
なのでこれ単独でも読める。
謎の医者とかなーんも悪くない筈なのに死んだ後も現れて脅かす奴とか。
短い話でも最後まで気を抜けない。
一度関わってしまうと、”離して”貰えないというのは。
あと記憶に残ってしまって消せない怖さ。
”怖さ”にも色々あるものだ。
「本で読む」「語られるのを聞く」くらいの距離感でいたい。こわい。

場所の記憶が蘇る、その先の未来の記憶も・・・という事があるのか。
もしかしたら色々暴かれそうなのがバレたくないから脅かしてたのだろう。
因果応報で”記憶”がそいつに返る・・・とかあるのかどうなのか。