社会学的ラブソング・改

音楽と本とお茶と美味しいものと面白いもので出来ている。あんまりはてブされたくないです・・・。

江口寿史イラストレーション展 彼女 at 明石市立文化博物館

図書館に本を返しに行きつつ、「江口寿史イラストレーション展 彼女」を観てきた。
入るなりまず目に付く銀杏BOYZのジャケット。
君と僕の第三次世界大戦的恋愛革命
出力原画との事だが、でっかく展示されると初っ端から圧倒される。
岡村ちゃんのとか。
どんなものでも君にかないやしない 岡村靖幸トリビュート
「すすめ!!パイレーツ」の扉絵から雑誌、ファミレスのメニュー等等。
色々なところでお見かけはするけれど、「MORE」の特集ページみたいなとこでも描かれていたとは知らなかった。
「A-ZERO」の表紙絵の図書カードだったかQUOカードだったかは持ってた。
(応募者少なすぎて当選数に満たなくて全員プレゼント状態、と聞いて何度か応募した。雑誌自体も面白かったんだけどなぁ・・・)
「Weekly漫画アクション」表紙「美少女のいる街風景」シリーズが面白かった。
東京を中心に、北海道、沖縄、京都等各地の街風景と美少女・・・といっても成人女性が多かったような。
江口氏のお描きになる女性は、その時代時代の顔をしているし、その街・職業の顔をしている。
アメ村の女の子はパワーショベルを運転する女性とも那覇のOLさんとも違う。
もしかしたらパワーショベルを運転する女性は、タワレコの女の子と同じかもしれないけど、オンとオフでは違う顔ですわな。
展示から見上げるとところどころに江口氏のコメントが書かれているのだが

ぼくは自分で絵が上手いとは決して思いませんが、
自分の絵が大好きなんですよ。

って、観ていてよくわかる。
絵、絵の中の”彼女”達が大好きなんだな、愛があるから”彼女”其其の目・表情・仕草・ファッション・持ち物etc.の”一番いいところ、魅力のあるところ”が細かく描かれているんだな。
”彼女”達の意思が尊重されているような。
「可愛く描こう」としなくても、「君のこういう所がイイよね!」って描かれているように思えた。
ギターがきちんと描かれている所には、音楽への愛も感じた。
PC導入前はカラートーンだったんだな。

この日はライブスケッチが行われていた。
色んな人のスケッチが展示の中にあったけど、あんな風に描いて貰えるのか。
描いて欲しかったな・・・事前申し込みだった。
すっごい人だったんで、ちょっとだけ観た。

明石公園では肉フェスやってて心惹かれたが、風邪っぴきで治らないので早早に帰宅して昼寝。
色々と大丈夫か。。。