社会学的ラブソング・改

音楽と本とお茶と美味しいものと面白いもので出来ている。あんまりはてブされたくないです・・・。

岩手日報

3月に友人から今年の3月11日の岩手日報が送られてきた。
受け取ったのがアブストfolcaの日で遅くなったんで明日・・・でそのままになっていた。
ごめんなさい。

ほんの数年前、いやもっと最近の出来事のように感じる。
しかし当時12歳の子の同級生が成人式に〜という記事を見ると、時間の経過を感じる。
当たり前だけど、一人ひとりの人生があって。
ご本人・ご家族それぞれの言葉が読んでいてつらい。特に真ん中の「おもかげ復元師」の方の言葉。
でもしっかり受け止めなければ。
岩手も単身高齢者の孤立が問題となっている。
どうしようもないんかな・・・。
もしかしたらバス停かどっかで「ここは不便、前は海が見えたのに」って愚痴を零し続けるお年寄りがいてはるんかもしれん。

第二朝刊に「新聞紙で作る折り紙トイレ」の作り方が紹介されているのが、実用的。
ちょっと白くて気のせいか厚めなので、第二朝刊ごと取っておいて、万が一の時に使ってください、って事かな。
こちらでは東北以外の被災地の事が書かれている。
本当に多いな、日本。
東北の事があって、「万が一被災した場合はこういう事に気をつけよう、こう行動しよう、こう支援しよう」という経験が蓄積されると同時に災害に敏感になっているから、そう感じるのだろうか。どうだろう。
経験が生かされる、敏感になって動ける事は良いが、もう地震も豪雨もまっぴらごめんだ。

来年の3/11にはこちらの新聞を送ろう。
神戸じゃあこんな風に報道されてますよ、って。
(今年送ろうとしたが見当たらなかった、探したのは3月末なのに)

阪神淡路から8年って、どんな感じだっただろうか、と考える。
職場ごと売り飛ばされたんだが、売り飛ばされ先から来た常務に神戸住まいだと答えた時に震災大変でしたね、と言われて「まだ覚えてくれて気を遣ってくれる人あるんや」とびっくりした頃か。
考えてはみるものの、結局それは自分の体験でしかなく、岩手の方々の事を想像する事は出来ても、それは自分の頭・心の中のモノにしか過ぎないのだ。

あと風とロックCARAVANの塙町の写真・話も同封されていた。
お兄さんより大きくなったのか、弟。
ハレレコさんはあまり大柄ではなさそうと思っていたが、身長差にびつくり。

どうでもいいニュース:
「おーいお茶」の懸賞の47都道府県旅行は岩手にした。広島・宮城・福島と迷って岩手。