社会学的ラブソング・改

音楽と本とお茶と美味しいものと面白いもので出来ている。あんまりはてブされたくないです・・・。

Age Factory presents 「EGUMI 2019」【大阪編】

家人には「ちょっと鬼拝んでくる」と言い残して出てきた。
晩秋の夕暮れのような空を眺めながら梅田へ。
心持ち黄色いのは花粉のせいか。黄灰色の空は震災思い出すから嫌いだ。

オピ兄こと鈴木さんのツイかなんかでちらっと聴いて「これはライブで観た方がいいやつ!」とチャンスを狙っていたAge Factory。
タイミングが合ったのはツーマン、対バン相手THE BACK HORNとかあるかも?と思ったが、メンバーさんからチラ聞きした友人の話からすると相当激しそう・・・BRAHMANくる?
当たった。

先攻はBRAHMAN。10年ぶりくらい。
ラスト近くまでMC無しぶっ通し。
TOSHI-LOWさんはLOSTAGEのTシャツをお召しである。
激しいのだけど、10年前と比べて優しくなった気がした。
ぶつける感じだけじゃなく、「伝える」という意思が伝わってきた。俺達が見てきたモノ、出会ってきたモノ、その気持ちを。怒りを。命を。
背負うものも増えた。幾万もの命が見えた気がした。
青い炎は熱くないようで赤い炎より高温なんだぜ。
満月の夕」はしみじみと聴き入った。
ロンちゃんかっこいい。ちょっと大きくなりはった?
ドラム習い始めたから、ついがっつり観てしまう。
今回、大阪・東京呼ばれたが都合で大阪のみ。東京はTHE BACK HORN・・・田舎者か。
色々な好みが違う(女とか)4人だが、唯一意見が一致するのが「Age Factoryかっこいい」。
もっと揉まれる為に先輩を紹介する・・・bloodthirsty butchers
という言葉からの「散文とブルース」。
トリビュートの音源とはまた違う、より融合した「散文とブルース」だと思った。
こうして歌が、意思が生きてゆく。生き続けてゆくのだ。
最後にTOSHI-LOWさんが仰っていた「1つ約束がある、生きろ、また対バンしようぜ」。
ああもう最後までかっこいい兄貴達だ。

開演前や転換中はDAWAさんのDJだと聞くが、どこでDJしてはるんやろ。

後攻はAge Factory。
やばいもん観た
観ながら「やばい」って口走ってたような気がする。
荒い、その荒さが良い。
TOSHI-LOWさんがブッチャーズの話しはったん、分かる気がした。
ブッチャーズやeastern youth直系なんである、何もかも。
とか言える程詳しくないけどさ・・・2000年前後のバンドって全然観られへんかったけど、もし観られてたらこんな感じだったんだろうか、って思った。
それが2019年に観られる訳よ。やばいに決まってるだろう。やばいとしか言い様が無いだろ。
いいタイミングで観た。
後後Age Factoryを観る事はあるだろう、でもこのAge Factoryはこの時しか観られない。
どんなライブだってその一瞬一瞬しか観られないけれど、このAge Factoryは今しか観られないという当たり前の事を強く感じた。
EGUMI東京編の時は全く違うバンドになってるのかもしれない。観られる人は幸いである。
BRAHMANと対バン出来る事を「感無量」と仰っていた。
ベースの人、KOHKIさんに2回間違えられたそうだ。確かに混じってても違和感無いと思う。
それにしても、マーシャルのキャビネットを倒してるの初めて観た。
ジャズコを倒すと音が云々、というのはギタマガのジャズコ特集で知った。マーシャルも倒しておくと音が良くなるのか。
その隣、ジャズコのうえにマーシャルのヘッドおった。