台風一過。
早々に交通機関終わりすぎ、という話もあるけれど、これでよかったんじゃないか?と自分は思う。
何事も無かったから「早すぎ」って言えるけれど、何事かあっても困るし。
運休状況によって、お店やイベントもどうするか判断しやすいだろうし。
ていうかそこんとこの判断遅れて21号の時に困った事になったのだった。
「NOVA3」(大森望・編/河出書房文庫)読んだ。
これはどれも面白かったなぁ。
特に面白かった話。
「SFファンとはSFとは何かを考え続けている人達だから」って、なるほど!と思った。
- ろーどそうるず/小川一水
泣ける、会話だけなのに、上手いこと繋がりすぎなのに。
読んでてすごく緊張した。
3011がどうなってしまうんだろう、何処に行ってしまうんだろう、乗り主は無事辿り着けたんだろうか・・・と。
- 東山屋敷の人々/長谷敏司
「あなたの〜」もだがばりばりSFなのに扱うテーマがもっと普遍的、というかSFじゃないとこでも描かれそう。
- 思い出の家/森岡浩之
これから、こういう出来事が実際に起こりそう。
想い出作りサービスじゃなくても、他人の想い出で自分の記憶書き換える人は少なくないんだろうなー。
- 希望/瀬名秀明
希望って、何なんだろう。希望が最後に残るのは幸せなんだろうか。
「NOVA3」は隠しテーマが「希望」なのでは?と思った。
「火星のプリンセス」「メデューサ複合体」「東山屋敷の人々」「ろーどそうるず」も希望について描かれているような気がした。
最後に「希望」読むから、かな?