社会学的ラブソング・改

音楽と本とお茶と美味しいものと面白いもので出来ている。あんまりはてブされたくないです・・・。

愚痴聞いておくれよ

祖母を見送ってきた。
ここ数年病院か施設(特養とか)に居たのだが、4/1にオトンから「骨折で入院する事になった」と連絡があった時に何となく覚悟をしていた。
何となく察知してたのかな・・・その反動が先週のバカテンションだったのかもしれない。
で、仙台で朝メロンパン食ってる時に今度はオカンからメールが入り、亡くなった事を知った。
「びっくりしないでね」と書かれていたが、びっくりはしない。
とはいえ覚悟はしててもショックはある。仙台に居るのが知れるのは非常にまずいので大急ぎで帰る。元々朝早い便で帰る予定だったけど・・・。
仙台空港へ向かう時、どうにも落ち着かなくて音楽聴く事にした。
たまたまPOG2の音どんなんだっけ、と伊丹で「トロイメライ」聴いてた続きで「リヴスコール」を聴いていた。THE BACK HORN優しいね、ってずっと思ってた。
少しでも気が紛れるよう、空港の本屋で文庫本買い込む。

お通夜。
悲しいとかショックとか、そういうのだけじゃなくて親戚と顔合わせないといけないのがしんどい、粗相の無いように振舞わねばならないのがしんどい。
頭が痛くてぼんやりする。
案の定オカンに重箱の隅突かれる。恥ずかしい事なのは本人も分かってる、分かってるけど止むを得ないと判断してるのに何故上っ面だけで叩くかね。
お通夜の帰りに死にたくなりながら帰宅。何でわたしは生きてしまっているのだろう。

お葬式。
同い年のイトコが話をしたいという事で、式よりも早く行く事になった。少し会社に寄ってから斎場に行きたかったのだが。
イト子(仮)は甥・姪達が可愛いムギューッ!なんだと思っていたし、何年か前に親戚の集まりで会った時は実際そうだったのだが、どうもそうではないようだ。
特にこういう場だと”子供がいない”というのは相当酷い扱いである。ひとでなし。
こっちからすると、子供産みゃあいいってもんでもないしその前にそこいらですっ転がってるの何とかしろよって感じなんだが。
どうやら某親戚にとって我が子・孫は可愛いが自分みたいな奴は家畜扱いらしいよ。
詳しくは気持ち悪くて書けないけど、一体いつの時代の、どこの田舎ですか?・・・とか言うと、大半の田舎の真っ当な人達に失礼にあたるわい。
前々からシビアすぎるダイエット頑張ったオカンの痩せっぷり見て「絶対ガンや」って何回も言うような人だけどさ、自分と子・孫以外の扱い酷いけどさ。
そこまで酷いと思ってなかった。家庭板案件だけど、もし書き込んだとしたらドン引きされるレベルだよ。
もしかしたらイト子(仮)も酷い扱いされてんのかもな・・・
そんな話はどうでもいい。
居場所の無いもん同士(って言うのも何なんだけど)会場の端っこでばーちゃんの思い出や「自分にとって幸せかどうかが大事なんだよ」という話をする。
将棋とかさ、ばーちゃんと自分と、初心者ふたりで駒の方向書いたメモ見ながらあーでもないこーでもないってやってたの思い出した、というかひふみんや藤井くんのニュース見て思い出してたとこだったんだ。
ばーちゃん丈夫な人だから、亡くなったようでむくっと起き上がってくるんじゃないかと思ってた。そんな事はなかった。
ありがとうね、おじーちゃんによろしくね。
とはいえ実際のところ、そんなの考えてる余裕無くてな。イトコの子供達が走り回ってて。仕方ないとは思う。お坊さんがシンバルみたいなの叩いたら怖いよね。
こういう場って人間関係の柵とぶち当たらないといけないからしんどい。
よく親子関係・親戚関係含めてうまく受け流して~というアドバイスを頂くけれど、受け流したいのに流れていかない。

冠婚葬祭の度にそんなんばっかりで、やだな。
真っ直ぐ亡くなった人の事を想う事が出来ない。
そんな自分が厭だ。
リーサル*1一服盛って行ってよかったかもしれない。

どうでもいいニュース:
祖母の家の檀那寺が中学の同級生の実家で、その同級生が読経に来てくださってた。読経の声渋い人居てはるなぁと思ったら。

*1:最終兵器として頓服で飲んでるワイパックス