社会学的ラブソング・改

音楽と本とお茶と美味しいものと面白いもので出来ている。あんまりはてブされたくないです・・・。

情景泥棒/THE BACK HORN

勿論というか案の定というか、「情景泥棒」を聴いている。
自分が聴きたかった、観たかったバックホーンがこれだよ!
「一旦求められてるものとか今の邦楽ロック流行りとか全部放っぽって、思う存分やりたいようにやってくれい!」というのがこれなのかも。
前も書いたけど、栄純のSNSのコメントとか見てたら「人間プログラム」に回帰したみたいな感じやん、「Running Away」は”如何にも今のTHE BACK HORNがやりそう”な曲やん。
その両方でもあって、その両方でもない。
暴れん坊の歪み系を「人間~」の時は暴れるがまま、制御しきれないとこも味だよねー、だったのが「情景泥棒」ではすっかり己の一部にしていて自由に暴れ回らせてるけどこれ全部俺の掌の上なんだぜ*1、って感じになってるような気がする。
音や詰まり方がえげつないのに、ミチミチしてるけどすごく聴きやすい。
栄純の機材話はまとめておけば良かった、特にエフェクターの話。アンプはどうなんだろう(あまりよくわかってない)。
あと、エレクトロでプログレなのに間違いなくTHE BACK HORN。エレクトロ、同期も手中に収めた今、最強やんもう!
わりと「閃光」好き。
「がんじがらめ」、ネット周りに鬱憤溜まってんね?
SNSはみんな穏やかーにやってるようだったが。そりゃそうだよな、

何より「情景泥棒」からの「情景泥棒~時空オデッセイ~」ええな。この流れが。
同じテーマでも、歌詞書く人が違うと視点が変わって面白い。
情景泥棒・・・色々考える。
今ってすぐ写真撮ってSNSに上げるやん、もしかしたら情景泥棒に盗まれてもやっていけるよう無自覚に外部ストレージに保存してるって事なんだろうか。
盗み取った”情景”は花みたいに活けて保存するんだろうか。脳から花咲いてるみたいな絵、あるし。
「時空~」の方の後奏、これよこれ。
20年経って違う次元行っちゃった感じ。
ライブで観たい。聴きたい。
‪ワンマンじゃないと「情景泥棒」両方やらへんのかなぁ、対バンでも両方やって欲しい(清水の舞台から飛び降りたと思ったらどうやらハルカスから身投げしたらしい、な心境)‬
この件に関しては何の言葉も要らんです。。。

*1:だとするとすげー広い掌だな