社会学的ラブソング・改

音楽と本とお茶と美味しいものと面白いもので出来ている。あんまりはてブされたくないです・・・。

弦の響きと雨の降る音 at 神戸旧グッゲンハイム邸

念願の射守矢雄と平松学、トンカツ、そして旧グッゲンハイム邸
塩屋はよく通過する(須磨~塩屋から見る海が好きだ)が、殆ど下車した事ない。大丈夫か。
真っ暗で案の定関係ないお屋敷の前に出てしまった・・・が改札出て階段下りる辺りから音楽が聴こえてくる。
スマホで地図確認しながら、聴こえてくる音楽に導かれるように歩いてゆくと、旧グッゲンハイム邸に到着した。不思議な感覚。
お庭で待つ。寒い。
洋館だけど靴を脱いで上がる。
十人のインディアン人形が置いてあったり御前が出てきたりしそうではない。お手洗いに行く途中の感じだと隠し扉があったりしそうだが。(ねぇよ)
ゆすらごのご飯・お酒が楽しめる模様。時間あるからって晩御飯食べてこなきゃよかった・・・。

まずはトンカツ。
ゆるりと二宮さんが登場して、開演前SEを止めるように仰っていた。
トンカツは興味持っていたが、聴くのは初めてである。
シンプルなんだけど、よく聴くとテンションの音が入っていたり、ギターのアルペジオが複雑だったりする。時々フェイザーかなんか掛かってる。
1曲1曲「次は○○をやります」と仰いながら歌っておられた。
武田鉄矢がお好きではないらしい。わたしもきらい!
歌詞が小説のようである。
ほわほわと聴き入っていた。
今回のライブ、物販でデモCDを販売していて、射守矢さんと平松さんの曲のミックスをしたが勝手にギターと歌足しましたよって。
買ったけどまだ聴けてない。たのしみー!
1曲、バイオリンの斎藤さん*1が参加。高いとこにマイクがあったのはバイオリン用だったのかー。

そして射守矢さんと平松さん。
先ほどのほわほわした空気がサウンドチェックの時点で一気に変わる。
音すごい。
来る途中に聴こえていたのは、リハーサルだった模様。ありゃあ駅らへんまで聴こえるわなぁ。
射守矢雄と平松学 with JASCO」という事で、こちらは最初から斎藤さんがいらっしゃる。
ライブだと視覚情報があるので、どのフレーズをどなたが弾いておられるのかが分かり易い。
射守矢さんのベースがギターのようだ。ベースがソロ取りますよってのとも違う音、フレーズ。
目隠しして音だけ聴いて、「実はギターやねん」と言われたら信じてしまいそう。どんなんや。
平松さんの音はベースらしい音だけど、リズム支えながらこんなにも歌う楽器だったのか・・・とびつくり。
射守矢さんの方はがっつり歪ませてあったように思うが、お二人のベースの個性をより際立たせる為だったのかなぁ、と。
ベースって普段バンドを下から支える存在だと思っていたけれど、もっとずっと自由な楽器だったんだ!
射守矢さんと平松さんはCDで聴いていたけど、全然違うかった。
斎藤さんのバイオリンも美しい。
弓だけじゃなく指弾きもあって、面白いなぁと思った。
今年のライブ納めで、また新しい音楽に触れ、新しい世界が広がったような気がする。

ゆっくり聴いて帰る心算だったが土日はバスが恐ろしく少ない(流石郊外、田舎!)のできりの良い所、アンコール前にお暇する事にした。
で、部屋出たらお三方がいらっしゃっていうね・・・申し訳ないやら恥ずかしいやら。
しどろもどろで「かっこよかったです」とか口走ってたような。
演者に気を遣われるとは・・・本当に申し訳ない。恥ずかしい。

次はチキンジョージとかVARIT.とか*2で爆音でゆっくり聴きたい。
また神戸来てくださらないだろうか。

どうでもいいニュース:
そこまでやっといて、バスの乗り場間違えて悲惨太郎っていう・・・終バスには乗れたが。

*1:お名前確認しようとググったらNAHTの方だったのか!

*2:椅子あるし