社会学的ラブソング・改

音楽と本とお茶と美味しいものと面白いもので出来ている。あんまりはてブされたくないです・・・。

怒髪天 presents ”響都の宴” 10周年記念「夢十夜」 EARLY TEICHIKU YEARS 2004-2006 at 京都磔磔

響都行って来た。
久しぶりだよなーと思ったら3年ぶりだった!ひゃー。
先輩界隈さんのお陰で磔磔の定位置で観られた。有難いでございます。
みくそで「譲ります」が大量に出ていたので心配だったが、「こんなに磔磔に人入ったっけ?」って賑わいである。ライブ始まったら前に圧縮掛かって後ろに隙間出来る事が多いけど、全く隙間なかったね!

入場SEも当時のアレである。
(映像化する時に費用が掛かるので「男祭り」作ったそうである。)
まだギリギリリアルタイムで「祭り奏でる」の時のライブ観られてたんで、懐かしかった。
セトリはググって頂くとして・・・凄かった。
後でセトリ見て「あの曲やってなかった」と思ったりしたものの、ライブ中は「『男の華』嬉しい!」「『優しい雨』が聴けるなんて!」「『人間バンザイ』万歳!」「『ビール・オア・ダイ』って地味に久しぶりなんでは!」と曲やる度に内心キャッキャしていた。
「美しき誤解」はなかったけど・・・この曲ライブでやるの観たさに先輩界隈さんしばいてチケットを・・・というのは嘘で連れて行っていただいたのだ。
”EARLY TEICHIKU YEARS”って銘打つ位だから、普段やらない曲もやるはず!正にこの時期じゃないか!
「美しき誤解」やんなかったのって、完全に仕上げると魔がやって来るから敢えて柱逆にするとか欠陥作って完全ではない建築物にやつなのではないんだろうか。
いや、”外しの美学”というやつか、幻なのか「美しき誤解」の存在しない次元に来てしまったのか嬉しすぎて1曲分の記憶がないんだろうか。
という位、最初から最後まで凄かった。
「今日も午前中から練習した」と仰る位必死だったんだろうと思うがいつも全力だし、アイコンタクトしながら演奏する/歌う姿は久しぶりの曲があるとは思えない位だった。
リリースした直後しかやってない、ライブでやってない曲もあったとか。
MCの時に「やったことないない!」「あるある!」「ないない!」という遣り取りがあった。当時ライブ観てたお客さんの方が詳しかったりしてね。
「俺達は明日を撃つ!」は当時ベストを尽くして「ここまでやったなら!」と思っておられたそうだが・・・むむ。
当時のリーゼントはもわもわでだんだん2つに割れたりしたんだそうだ。
「つきあかり」は”詩”として良いもの(前の行と次の行の母音が被らないようにするとか)目指したが・・・むむ。
秋葉原で「銀河伝説WEED」のイントロの「ヤー!」はめっちゃ流れてたそうだ。
坂さん的には・・・むむ。その場の全員を敵に回してた。
でもそういう売れ筋とは限らない、練りに練った曲だから自分は好きになったんだろう*1と思っている。なので坂さんのMCに妙に納得していた。
「82.2」はほんま難しいらしい、友康さんも足元にカンペ置いてはったらしい。
そういえば音源と違うソロ・フレーズって珍しいのでは?と聴いてて思った曲が幾つかあった。
いいんだ、それがライブの醍醐味だ。

坂さんの帽子には謎のカメラがついていた。坂さんたっての希望だったそうだ。
ドラマー目線は嬉しい、しかし激しいから観てて酔いそう・・・。
兄ィには「友康さんのお尻ばっかり映ってたら・・・」と心配されていた。
だいじょぶだよ、それはそれで需要ある・・・あるのか?どうなの?
きっとカメラには友康さん、シミさんとアイコンタクト取る目線が映ってるんだろうな。真剣だったり苦笑いだったりおおっ!だったり。

この頃はメジャーのテイチクから出しているけれどフライハイトのスタジオに篭って曲作りが出来ていた頃なのだそうだ。
クラウン時代のディレクターの徳田さん*2が「リベンジしたい!」とメジャーからリリースするよう勧めてくださったそうである。
テイチクは人が良い、「一気に金掛けて売れなくなったらポイ」じゃなく「限られた予算の中で出来る事を最大限にやろう」という人達だった、と。
新人で怒髪担当になって現在に至る・・・という人もいらっしゃるとか。
PAさんもこの頃から担当されてるとの事。
こないだの台風の中、東京に戻るのに2時間ずーっと立って待ってはったとか。「頑張った実績を」って・・・社長さんなのに。
そういう地道な努力(?)する人だからずっと怒髪担当なんだろう。

「ライブのこの辺りのこのセトリの流れが神!」って書こうと思ったら最初から最後までだった、という。
ああもう何書いてるんだろう。

24日はアンコール無しだったそうだが、今日はアンコールあった!わーい!
「喰うために~」である。
座右の銘
兄ィが曲を紹介する時に「座右の銘」と言った時にシミさんが「優しい雨」のイントロ弾いてはったん面白かった。どんな座右の銘だ。
大変だなんだ言いつつ、すっごいキラッキラした笑顔だったような。
坂さんちょっとお疲れだったかな・・・すっごいかっこよかったよ!

正直、ここんとこ怒髪天観に行く時にリーサル盛ってテンション上げて行ってたんだが、今日は全くそんな必要なかった。
毎回ライブ行って始まってしまえば元気なもんである。

という事でDMBQ対バンの日も行くのである。
今度こそ「美しき誤解」しはらへんかなー。ふふふ。

どうでもいいニュース:
こないだコーラス歌った時に声張って喉弱る→風邪引くのフルコンボだドン!だったんだが、ライブ中に治まった。治った。
と自覚した途端に戻った(笑)。

*1:勢いで買い集めた怒髪天のCDのうち「ニッポニア・ニッポン」の「美しき誤解」聴いてて「怒髪天すげえ!」って一気に怒髪沼に沈んだような気がする

*2:兄ィ「徳田さんというより損田さん」ヒドイ(笑)