社会学的ラブソング・改

音楽と本とお茶と美味しいものと面白いもので出来ている。あんまりはてブされたくないです・・・。

中年のボヤキみたいになってしまった

あたそさんのフジロックのエントリの最後らへんのライター(音楽ライター)について書かれている箇所読んで「なるほど」と思いつつ、色々考える。
音楽ライターに関しては”アイドル化”する前に”評論家”になってしまうのでは。
個人的には、あたそさんご自身がもう「この人が勧めるなら!」と影響与える人になっておられるんじゃないか、と思っている。
あと音楽聴くきっかけにはならないが*1、「この人が書くなら安心出来る」というライターさんは沢山いらっしゃる。
周りにもそんな人多いんだけど、たまたまSNSやメールでマメに交流してる”周り”の人がコアな音楽ファンばっかりだからかもしれない。世間ズレしてるだろうな、ワシら。

音楽と人の永堀さんのコラム
音楽と人」自体はおいおい読むとして。
「男子!」「女子!」というコール&レスポンスに「おじさん!」というコールがあったという話。
おじさんは男子じゃないのか・・・という話。
コール側は若い女の子。
多分気づいてないんだろうな、ファンは自分と変わらないくらいの年代の人ばかりではない事に。
若い女性アーティストだと、接触してくるファンの中に年上男性の姿があるんではないかと思うのだが。
”おじさん””おばさん”と言われても仕方ないのかもしれないが、あまりいい気分ではない。
(もしかしたら、ここで気分害するのはまだまだ青二才、達観してわははーって笑えるにはもう少し時間が必要なのかも。)
永堀さんコラムに上がってる2アーティスト、観に行きづらくなった。
観る機会ないけど、片方ダイちゃんがプロデュースでかかわってる子だから聴いてみようとは思ってたんだよな。。。
因みに女子は”おばさん””おばちゃん”って言われるん厭やと思う。自嘲で言うのと誰かに言われるのとはちょっと違う。
ムキになって否定するか「まー若いもんなぁ」と流すかの違いで。多分ね。
・ROCKIN' ON JAPAN
宇多田ヒカルに「普通」「地味」とか求める人があるのか、と驚き。
そういうの超越しちゃって、その上で歌詞の解釈だのアレンジだの論じてるもんだと思ってた。
”人間活動”だっけか、音楽・芸能以外の世界で暮らして、色々あって尖ってたのが丸くなってはきたけど、ふわんまるんとしつつもがっつり心に刺さる歌を歌うようになったんだろうなぁ。
ニゾン田淵、年齢サバ読んでないよね?松鶴家ちとせ、アラフォーの自分ですらパロディーCMでしか知らん。
「わかるかな~わっかんねえだろうな~」で通じるけど、今のROJのメイン読者層に伝わるのだろうか。
・今月の激刊!山崎
欅坂46やSKY-HIがセンセーショナルな事を歌ってる件で「なんでロックバンドから出て来ないんだろうか」という話を書いておられる。
欅坂は本人達の意思というよりも”大人達の狙い”でやってるような。
ロックバンドも似たような感じで”大人達の狙い””こうすればウケるんじゃね?な狙い”でやって、ダダ滑りしてるだけのような気がする。
”剥き出しの意思”より”こうすれば○○”を優先させてるような気が。
またロックがダイナミズムを取り戻す時代が来ますように。
ROJが煽ってもいいんだぜ。

もしかしたら厭な年の取り方して「この子にも紆余曲折はあったんだろうけど、こーいう音楽やってっから”一応紆余曲折ありました””自分達の意思でバンドメンバー集めました”って設定に見えちゃうんだろうな、意志*2があるように見えて誰かに転がされてるんだろうなー」って穿った見方するようになっちゃっただけかもしんない。

どうでもいいニュース:
宇多田さんのインタビューでは某バクホンさんとのコラボの話も伺いたかった。
他の人の歌に”呼ばれる”というのは、彼女的にどんな感じだったんだろう。

※2017/08/06 追記
はてブされたくないので、このブログのはてブボタン外してるんだが・・・勘弁していただきたい。
(ボタンなくても出来るのは知ってるが、安易にされたくないなぁと思っている)

*1:と思ったけどAge Factoryは鈴木淳史さんがガン推しなんで聴く気になった

*2:わざと変えてます