社会学的ラブソング・改

音楽と本とお茶と美味しいものと面白いもので出来ている。あんまりはてブされたくないです・・・。

連休延長

連休をもう1日延長して髪切りに行ってきた。
アウト×デラックス」の話で盛り上がる。
栄純回は面白かったそうなので、箪笥に括られて去った話をしておいた。
美容院の隣、今年3回目の塗り直しらしい。
来る時運ばれていた鉄骨(パイプ?)、カットetc.色々終わる頃には組み上がっていた。
好みの色じゃなかったのか、塗っても塗っても染みが浮かんでくるとか(実話怪談脳)。
事情があるとはいえ、しょっちゅう足場組んで塗ってばらして、だと落ち着かなさそう。。。
鉄骨で阻まれてそうなご飯屋さんでお昼食べようかと思ったが、美容院行く前にドトールのかにグラタンサンドをキメてしまい、しっかり食べたい気分ではない・・・無念である。
今迄の自分はこういう時にがっつり食べていた、でも今は我慢するのである。
週末、健康診断なので。
今更遅いか。

代わりにお茶飲みに行った。
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最先端ラップとぽん茶はちょいと方向性が合わない、でもこういう音楽流れるシャレオツなカフェが好きな人がぽん茶も好きになったら、いいよなぁ。
あとこういうテイクアウトのカップだとお茶が冷めにくい事に気づいた。
少し冷めるの待つテイで長居してしまった。

やっぱりちょっと食べたくなった。結局食べるんかい。
南京町で蟹小籠包。うまーーーい!
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気持ちは井之頭五郎

帰りに東急ハンズに少し寄った。
こちらこそありがとう。
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ハンズのロゴの手の意味を初めて知る。
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他のとこに居た人達も。
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三宮店へのメッセージは2つ書いた。
思えば開店ほやほやの頃に初めて行ったんだっけ。
高校の部活で居る画材は率先して自分がハンズまで買いに行っていた。
ペンや色鉛筆が沢山あるの眺めるの好きで。
其れ以降もお出かけや生活雑貨、何処で買ったらええん?と困ったら「とりあえずハンズ行っとけ」だった。
ハンズメッセで非常食・用品揃えたり、そのタイミングで期限チェックしたり。*1
VARIT.、チキンジョージ、ウィンターランド、ARTHOUSEでのライブ前、入場待ちでお世話になった人は数知れず。
2階のカフェは穴場だった。
ライブ前でもちっちゃいモノは買ってたかも。
今後どうしたらいいんだろう。

*1:今迄1/17、3/11、ハンズメッセにチェックしてた

東北巡霊 怪の細道

昨日の生ミリキューどうだったのかしらん?とあちこち見ていてモヤモヤしている。
結構「冗談・比喩でもそれは拙くないか?」てのがあって。

「東北巡霊 怪の細道」(高田公太、高野真/竹書房怪談文庫)読んだ。
怖いので書影無しです。
「東北は文化的に怪異が~」みたいな事を震災の話に絡めて言われがちだが、あまり”東北ならでは”な感じのする話は案外多くなかった。
東北の方が体験するのは東北以外の土地の出来事だったりもする。
全体的に湿っぽい、滴る感じがあるのは気のせいだろうか。
震災、或いは震災を思わせる話は少しある。
震災以前の問題だろ、それはあかんわ、な話も。
何で役場に苦情が行ったんだろう、その店どうなったんだろう?と話自体とは関係ないとこで気になった。

東北と言っても広い、岩手や福島だとまた違う感じの話があるんだろうなぁ。
”巡霊”は続く、きっと。

雨の降る様子を”ぶとぶと”と表現してはるんが面白いというか、気持ち悪くて怪談ぽくてでもめちゃくちゃ伝わるなぁと思った。
そういう怪談の楽しみ方もあるのだな。

一歩進んで前ならえ

ドラムレッスンである。
早めに着いたので付近をうろうろしていたら、かすかにドラムの音が聴こえる・・・ええっ
教室の外でも聴こえてるのか。。。
ゆっくりだと大分叩けるようになった、気がする。
今日はベースに身を委ね・・・他の音を聴く余裕があった。
ちょっと楽しい。
後奏のラスト8小節、OJのギターがフリーダムになるとこで釣られる・・・のだが、実はそうでもなかった。
ギターフレーズの捉え方のアドバイスを頂く。
なるほど。
ここはベース聴いててもややこしい、捉え方で随分違うもんなんだな。

一通り叩けるようになった(?)ので元のテンポで叩く。
そんなに違わないだろ、と思ってたのに実際やってみたら早っ!
グダりつつそれっぽいのを叩いてそれっぽいのを叩き切る。
ううむ。
でも楽しい。
ずーっと「シンクロ」やりたい、と思ったがもっと叩ける曲増やしたい。

Super Neriage

あべのハルカス近鉄本店アートギャラリーまで尾形香三夫作陶展2を観に行ってきた。
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スーパーポジティブの父はSuper Neriageなのである。

スーパーポジティブ

スーパーポジティブ

  • HERE
  • ロック
  • ¥255
緊張したよ近鉄百貨店の美術コーナー。
ジーパンスニーカーで足を踏み入れてよいのだろうか・・・。
「こりゃあお父上の方がインスタのフォロワー多いわ」という人出である。
練上というのは色土を組み合わせて模様を作る手法。
(ググってみた情報によると、焼き上げた時に破損しやすいんだそうだ。)
荷物ぶつけないように一層緊張した。ドラムスティックという凶器も持ってるし。

一部除きガラスケースが無く、割と近いとこで観られた。
観ても観ても不思議な感じである。
土から生まれ、焼いて出来たように見えない。
重ねられた色だけじゃなく、波波のひだひだが軽やか。
「天翔る舟」は不思議な形をしている。
紙で作られましたよ、と言われても信じそう・・・だが重みは目でも感じる。
今迄ずっと写真で見てきた尾形氏の作品、生で観てこられてよかったよ。
ずーっとじーっと見つめていたい。
ストーカーかよ。ザ・ポリスの歌かよ。

見つめていたい

見つめていたい

  • スティング
  • ポップ
  • ¥255

展示作品は販売されていた。
大きい作品はお茶室に飾られたりするんだろうな。モダンな感じになりそう。
花活け欲しかったなぁ。
お財布的には手が出せそうだが、終生大切に出来るか。
2月にお花を玄関に飾った後、洗う時に雑な扱いして花瓶割っちゃったもんなトホー
床の間にシンプルに飾りたい感じ、少なくとも「玄関に動物置くと魔除けに良いらしいぞ」と兎や猿やonちゃん置きまくってるとこに置くのは申し訳ない気が。。。
そもそも器と花を活かす腕とセンスがあるのか。
悩んで止した。

どうでもいいニュース:
そういえばHEREのグッズにあったような・・・と思ったら無かった。

キネマの神様

昨晩から今朝にかけての風が怖かった。
台風みたいに吹きっぱなしではなく、思い出したようにぶわーっと凄い音で。

「キネマの神様」(原田マハ/文春文庫)読んだ。

キネマの神様 (文春文庫)

キネマの神様 (文春文庫)

主人公・歩が色々あってデベロッパー会社を辞めたのと同時に父・ゴウが倒れる。
父は一命を取りとめたものの借金が発覚。映画とギャンブルが止められないらしい。
父の管理人日誌に挟んだ歩の映画の感想を雑誌「映友」に投稿したら編集長の目に留まり、歩は「映友」の編集部員となり、父は「映友」のHPで映画ブログを始める。
ブログのタイトルは「キネマの神様」、神様に映画の報告を捧げるという形。
取り上げる映画は長年通ったテアトル銀座で上映されたもの。
色々あって英語版HP作ったらゴウさんのブログにローズ・バッドなる人間の反論めいたコメントが付く。議論を見守る編集部とサイト閲覧者。
なんか盛り上がってきたが・・・映画は、キネマの神様は家庭を救うのか?
以下ちょっとネタバレあるかも。




キネマの神様、色んな人・場所を救っている。
テアトル銀座は歩の元・勤め先のデベロッパーが作るシネコンの影響を考えて閉めようとするが、ローズ・バッド、ブログのファンその他の人々のお陰で閉店を回避する。
ゴウさんは映画の感想を書く事でギャンブルから少しずつ離れるし奥さん(歩の母)は好きな映画を見つけ、夫婦仲も少しずつ良くなる。
英語版HPに関わる歩の元・後輩も父と和解(?)したし、引き籠っていた編集長の息子もゴウさんお勧めの映画を観る為に外へ出るようになった。
「映友」も色々あるけど何とか続けていけるようだ。スポンサーを気にせず自由に議論出来る場所を守りながら。
ローズ・バッドは海外の著名な映画評論家、敢えてダークサイドを見つける評論スタイルだったがゴウさんと議論するうちに映画を純粋に楽しんで観る事を思い出す。孤独だったけどゴウさんとは”強友(とも)”みたいになれたし。
(因みに正体はテラシンかテアトル銀座関係者の誰かだと思ってた)
「そんなに上手く行くんか!」なエピソードてんこ盛りなのでゴウさんとローズ・バッドは生身でも会えると思ってたよ。。。
流石にそこまでは上手く行かないもんだな、人生。
歩とジョーが変にくっつけられる事も無くてよかった。そういうのはほんのり、でよいのだ。
読んでてじーんときてしまった。
心がほかほかする。

片桐はいりの解説も良かった。
ゴウさん、作者のマハさんと映画館ですれ違ってたのかも、というのがドラマチックで。

それにしてもゴウさん、志村けんぴったり過ぎる。
キネマの神様を持ってしても、志村けんを新コロから守れんかったんか。。。チクショー
映画どうするんやろね。
あらすじ見たが・・・かなり変えてるっぽい。
それはそれで山田洋次監督の映画が観たい人のニーズには応えてるのかもしれない。
コメントの応酬は映画にしづらいだろうし。

どうでもいいニュース:
映画では菅田くんが歩なんだと思っていた。女性主人公を男性にしました、なのかと。