社会学的ラブソング・改

音楽と本とお茶と美味しいものと面白いもので出来ている。あんまりはてブされたくないです・・・。

ちびちび一定量ずつ読むシリーズ

今年から「自分の意図ではない一定量を読む」という読書を始めた。
よく考えたら新聞・雑誌連載もそうなんだけど、連載は作者の意図で“一定量”が決まるような気がしている。
これは作者以外が分量切ってるんだと思うんだが、実際どうなんだろう。

LINEノベル

最初は無料、途中からチケット利用(読む時間によって配布される枚数が違う)または課金。
だいたい3かたまりずつ。
時間潰しには良いし、途中でぶん投げやすい。
物理的にあったらつまんなくても読むやん。
とはいえ、読んだ量を時間で計られるのやだなー。
・記憶屋/織守きょうや
いい話やけど、これホラーなん?
普通に心温まる話なような。
高原智秋のエピソードがめたくそ切なくて好き。
しかしホラーなんだろうか。ホラーなら遼一を手に掛けて欲しかった、未遂でいいから。(その言い草はどうかと)
最初から角川文庫の方で良かったんでは。「准教授・高槻彰良の推察」はホラー文庫じゃないのにねぇ。
・アンデッドガール・マーダーケース1/青崎有吾
人ではない存在が殺される事件を不死が解決する
面白いが事件以外がめんどくさくて打ち切った。
同じ作者の違うやつは読みたい。
・カムパネルラ/山田正紀
これは紙の本で読みたいので打ち切った。
・ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー/ブレイディみかこ
「波」で読んでた。たまにこのおばかブログで感想書いてたな。
元元「波」でちびちび読んでたんで、あんまり違和感無い。
・リング/鈴木光司
合わなくて(つまらなくなって)貞子が出てくる前に挫折。ビデオは出てきた。
・アリバイ崩し承ります/大山誠一郎
只管事件の概要が紹介されてすっとこどっこい気味に解かれる。
兎に角トリック解きたい!な人向けかも。
読みながら考える余韻があったらいいのに、と思った。
・鬼の蔵 よろず建物因縁帳/内藤了
今読んでる中で一番好きかも。
シャーロック・ホームズの不均衡/似鳥鶏
まだ序盤。紙で読む方がよいだろうか・・・と考え中。
・ケーキ王子の名推理/七月隆文
まだ推理が出てくるとこまで読んでない。ケーキ美味しそう。

文豪メール

ドグラ・マグラ」(夢野久作)を挫折せずに読む機会だと思って登録したが、特別版らしい。
「ドグラ~」はギリギリ覚えてる量。これなら挫折しなくて済むかも。
とはいえ流し気味、1年読みきったら頭から読み直した方がいいかも!?
通常の文豪メールはだいたい1ヶ月くらいで1作というペースだが、泉鏡花梶井基次郎はこういう機会でもないと読まないかも、という意味で良かった。
「イワンの馬鹿」みたいに気楽に読める方が向いてるように思う。

あとカクヨム山本弘さんの闘病記読んでた。

どうでもいいニュース:
もしかして初ドストエフスキーかも!?

休め

直接存じ上げない方でも、訃報を聞くと悲しい、やるせない気持ちになる。

鍵盤のお稽古は4月上旬再開、という事で暫く休みが続く。
まだ「エイエイオーッ!!」はコピってない。
ここんとこは9mmの「DEEP BLUE」をよく聴いている。HEREは「OH YEAH」の2枚目の方。
あと久しぶりに椎名林檎の「無罪モラトリアム」聴いてた。
今聴くと声が可愛らしい。
cinema staffYouTube中継もちょっとだけ観た。久野のレコーディング観たらよかった。(見逃した)
人生初のスパチャ投げ銭した。
iTunesカードでの支払いも出来たらよいのだが。
出来るという話もちらっと見た気がする、しかし調べても分からず。
”いかがでしたか”系ブログがわんさか出てきたが、まーったく役に立たなかったぞ。くそが。

昼から図書館へ。予約していた本の貸し出しの順番が来たのだ。
あと1人になってから、システム上全然動きが無くて。
新コロの影響で図書館休みなん?と確認したがそうではなかった。
システム上動いてないだけで実際にはとうの昔に順番来てたんやったら困るなぁ、とヒヤヒヤしていた。
他にも借りたいが積読が溜まってきたので控える。
図書館も本屋も賑わっている。良い事である。

オトンは余裕あるようでメールで日記が送られてくる。
ICUの様子とかよう覚えてるなぁ、と感心する。
看護師さんともよく話をしているようだが、業務に支障出たり、困らせたりしてなきゃいいけどな。。。
オカンが「お見舞い行ったげて」とメールしたそうだが、オトンから返事があって「何でアンタにメールしたのにオトンから!」と電話が掛かってきた。
知らんがな。
どこの病院も新コロの所為でお見舞いお断り、なのにええんか。ええのんか。
そもそも風邪ひいてまんねん、というか喉痛くて風邪薬飲んでる状態なんで新コロ流行ってなくてもお見舞い自粛せねばならんのでは。
もしかしてどっかで貰ってきてやしないか・・・と気懸かりな位なのにさ。
紅茶のにおい分かるから大丈夫な筈。熱も上がってない。

神戸の給食レシピ

こないだ友人と神戸あるある的な話から”とくれん”の話になって、須磨の大丸で買える話したらびつくりされた。
なので「懐かしさに身悶えするがよい!」と送りつけたら親子で楽しんでくれたようだ。

「神戸の給食レシピ」(神戸市教育委員会×京阪神エルマガジン社)読んだ。

神戸の給食レシピ

神戸の給食レシピ

  • 発売日: 2020/01/29
  • メディア: 単行本
レシピと、神戸の給食の歴史や今どんな風に出来ているか、等。
自分が小学生だった頃のレシピもある。今でも出てるのか、とびつくり。
味付けetc.は今風になってるんだと思うけど。
「マカロニのクリームに」はめっちゃ好きだった、これを家で作れるとは有難い。
チャウダーとか懐かしい。めっちゃ好き!ではなかったが、今食べたくなった。
あと名前忘れたけどマカロニのケチャップ煮みたいなやつ食べたい。「鯨肉のノルウェー風」的な感じの。
今は行事を意識したり、郷土(兵庫以外)や外国の料理があったり、バラエティー豊かである。
当時も美味しかった*1が、いいなぁ美味しそうで。
芋煮は山形なのか。
給食の教育の一環、でも昔も今も楽しいね。
好き嫌い多いと辛いけど・・・自分はある程度好き嫌い克服したけど、最後までグリンピースがダメだった。
にんじんダメな子が居て、その子が憂う事なく食べてたのが関東煮(おでん)だけだったような。

幾つか作ってみたけど、結構難しい。

写真↑は「牛肉のウエスタン風」。鯨肉のを牛肉にするとウエスタン風、らしい。
以前新聞にレシピ載ってたけど、この本では分量が作りやすい(測りやすい)ものになっていた。
給食のおばちゃんの偉大さを思い知った。
”とくれん”が特別なのは只のオレンジゼリーではなくて絶妙の凍らせ方してあるからなんだろうと思う、あの凍らせ具合・・・給食のパン(ご飯)・おかず食べ終わってデザートに食べるタイミングで固すぎず柔らかすぎずいい感じの。
あれも難しいんである。
冷凍庫から取り出してすぐだと固すぎるのだ。

レシピだけじゃなくて献立作りの裏話や野菜・パンを納入する方の話もあって面白い。
地産地消を意識してたんだな。昔もそうだったのかな。
原田パンは中学のパン思い出す。
当時は給食じゃなくてお弁当、お弁当持ってこられない人の為に原田パンが出張販売に来てた。

各地に給食レシピ集が出たら面白そう。
芋煮でも山形の給食に出てるとしたら味が違ってるんだろうなー。

どうでもいいニュース:
”とくれん”は給食の献立表に”ゼリー”ではなく”とくれん”て書いてあったような気がする。

*1:嫌いなもの以外で劇的に不味いものはなかったような

Spaced Out

自粛自粛、って何処まで自粛したらいいんだろう。耐えたらいいんだろう。
致し方無いとはいえ。
和牛券だお魚券だと案が挙がってるらしいが、日本銀行券・・・現金でええと思う。
配った上で「農家の人困ってるから国産のお肉買ってね」って言ってくれたら買うから。
まだ案だから、という話ではあるが、案が挙がってるなーと思ってるうちにほいほい決まってくパターンもあるじゃん。。。

4月以降も次々とライブが延期・中止になっている。
HEREもワンマンどうするか検討・・・とのこと。
いっそ延期でも良いと思う。来はるのが大変やろうし・・・。
#STDRUMSは決行だろうな。
というか5月、6月もやばいんじゃないだろうか。

悪い話ばかりではない。
9mmがFEVERのYouTubeチャンネル?で生配信ライブやるという。
9mmのライブ観られるよ!が有難いし、FEVERに投げ銭出来るのが有難い。
チャンネル登録だけして、まだ動画観られてないのだった。
この土日に上がってるの観るかね。

お稽古はどうなるのだろう。
どちらも4月から再開、とHPにはあるのだが。
其の前に「エイエイオーッ!!」コピらな(まだやってなかったんかい)。
お師匠さんに話したい事がありすぎて思い出せない。LINE LIVEの感想からだ。

どうでもいいニュース:
こういう時に限ってチケ番良い、という。
フジ@神戸の一般で討ち死にしたんで、その教訓を先着先行に全振りしたんだった。

魂でもいいから、そばにいて

「魂でもいいから、そばにいて 3・11後の霊体験を聞く」(奥野修司新潮文庫

東日本大震災で家族を亡くされた方達の体験談。
亡くなっても暫く(なのかずっとなのかは分からないが)生活されていた場に居てはるんやなぁ。
何らかの現象に理由付けをするのでもなく、どうする事も出来ない気持ちの落としどころにするのでもなく。
実際に”居て”はって、思い出の品を見つけはったり、兄弟と遊んだりする。
文化的に其れが受け入れられている、というよりそうならざるを得なかったんだろうと思った。
(受け入れられる文化なのなら、語る方が他の人に聞かれる事をあまり気にしないのでは?と思ったり)
亡くなった方だって分からないまま・・・なのかもしれない、だとしたら家族の為に出来る事をしてはってもおかしくない。
其其隣り合うように暮らしてはるんちゃうんかな。
成仏するとか”喪の仕事”とかとは別の話で。
読んでいる、被災地以外に居る自分も「そりゃそうだろうなぁ」と思うのである。
でなきゃやるせない。

淡々と、其其の取材相手の話を読みたかった。
著者の気持ちが入る割に冷たいというか。エモくないというか。エモさは要らんのやろうけど・・・。
変に入るならもう少し寄り添っていても良いように思うし、いっそ新聞に掲載されているような感じでそんなん無しで「こういう話がありました」だけ読みたかった。
ノンフィクションでもそこら辺のさじ加減は出来るのでは・・・。

どうでもいいニュース:
阪神淡路ん時、近い時期に誰か話聞いてくれたのかよ、と。
心まで気を配ってくれたのかよ、と。
やっぱり思っちゃうんだよなぁ。。。