社会学的ラブソング・改

音楽と本とお茶と美味しいものと面白いもので出来ている。あんまりはてブされたくないです・・・。

ACIDMAN LIVE TOUR ”創、再現” at なんばHatch

久しぶりのACIDMANである。
「THREE for THREE」から5ヶ月ぶり、ワンマンなら1年7ヶ月ぶりくらいか。
思ったより最近だ。
でも気持ち的にはすっごい久しぶりな感じがする。

2階からいっちゃん観るよ。
以降ネタバレ気になる方はまた今度だ!





「8to1 completed」で入場、曲に合わせて「1,2,・・・」と口にしてしまいそうだ。
「造花が笑う」で1階前方がぎゅっと詰まる。エモい。
新鮮で懐かしい。
久しぶりで忘れてる・・・ようで案外覚えていた。
不思議な感じである。
当時はACIDMANの名前だけ知ってて*1、勿論ライブも観ていない。
なので新鮮である。
しかし「equal」「and world」の次くらいに「創」聴いたんじゃなかったか、だとすると其れは其れで「懐かしい」と思える程度には時が過ぎている。
しかも”今”のACIDMAN「創」の曲達を演るのだ。
いっちゃん観てドラムを学ぶのだ、の心算が思い出に浸ったり伸夫やサトマ観ながらしみじみしたり思いっきり音楽に身を投げたり。

いっちゃんがMCするのも、当時からだったんだろうか。
なんばは大阪ミナミなだけに「なミナミ(並並)ならぬ・・・」を連呼してはった。
伸夫は色褪せないねぇと何度もMCで仰っていた。
2002年にAtlantiQsでライブをしていた。キャパ200人。
その前にミナホで90人キャパのバー・カフェみたいなハコでライブをやっていた。
ネックが当たりそうだったと主張するサトマ、しかし「喋ったら碌な事にならない」と遮る伸夫。喋ったらだめなんだろうか。
東京から大阪へ来るので精一杯なのに、観て盛り上がってくれた人、「サインください」って来てくれた人がどんなに心強かったか、という話。
そのミナホのライブ観たよ、って人が2人いらっしゃった。すごい先見の明がある方々だ。
大阪ワンマンも当時観たよ、って人が沢山いらっしゃった。
「ポイントあげます、今日来てくれた人にもあげるけど」って、嬉しかったんだろうなー。
一方で下手すりゃ其の当時生まれてすらなかった人も来てたじゃないかな。何せ17年ですから。
ACIDMANと共に人生歩んできた人だって沢山いる。
昔から観てた人、途中からの人、その後生まれてきた人が等しく、同じ空間で「創」の曲をライブで観てる、聴いてるって、いいな。
あと伸夫'sオレンジアンプは心斎橋で買ったらしい。お店の奥にあったとか。

「創」の曲だけだと短くないか?と思ってたらインディーズ時代の曲も。流石に「公園」は演らないか。
セトリ自体が2002年当時のものなのだそうだ。
当時は「揺れる球体」で終わって、アンコールで「新曲やりまーす」と「飛光」をやっていたそうだ。
(未だに「飛行」と間違えられる事に憤慨する伸夫。)
アンコールで新曲演って、「センキュー!」ってハット投げてたとか。
ほんまやったら、それも再現せなあかんよねー。
それはさておき、今回はアンコールでやってた3曲も本編として演ってはった。

アンコールは新曲、「灰色の街」。
超ドばりめっちゃもんげー非常にACIDMANである。
友人曰く「ドシットマン」・・・うむ。それな!超わかる。
灰色で「さっきまで色褪せないって言ってたのに色褪せてる」、でもグレーは彩度無い(低い)けど褪せてはないよね。
真っ白ほど綺麗過ぎず、何色にでもなれるグレーだ、この歌は。
一面の淡い灰色の景色から、「式日」みたいな葉や草が伸びて、花が咲くのが見えるようだった。
あと観て聴いていて「歌いたいなあ」と思った。
曲は出来ているがまずライブで披露したい、本来ならライブで演った曲をリリースするのが今はリリースしてそれをお披露目する場としてライブをやるようになってしまった・・・というような話である。
いっそ”全部新曲”なライブやってくださってよろしいんですのよ。
伸夫のシャツ、同じ色だが実は着替えていた。
グッズでシャツを作ってて、大阪はあと10枚くらい在庫があるのだそうだ。丈は長めの仕様。
という宣伝だけではなく、本編で着ていたシャツだと暑いのでアンコールは着替えてきましたよ、と。
衣装として用意したシャツ着ないと経費として認められないので頑張って着てるとか。
(脳裏に過る徳井の脱税のニュース・・・との関連は知らないが流石社長)

このまま「Loop」以降も再現しないかな。
「Λ」が再現される頃には、友人がお子さんと一緒に観てはるんかもしれん。
いいなぁ、そういうの。

尚、サトマのキャップが飛んだのは「シンプルストーリー」辺りと「飛光」と「灰色の街」と思われる。
飛んだ瞬間は観てない。
「シンプルストーリー」らへんで飛んだキャップが「spaced out」では頭に戻っていた。何時の間に!

どうでもいいニュース:
おっさん言うなやー、切なくなるやんか(学年割れるが、ほぼ同い年)

*1:BRAHMANと混同してたなんてナイショだ、ROCKIN' ON JAPANの写真と文字情報しかなかったもんね、音は聴けてなかったもんね