社会学的ラブソング・改

音楽と本とお茶と美味しいものと面白いもので出来ている。あんまりはてブされたくないです・・・。

特別展「驚異と怪異――想像界の生きものたち」 at 国立民族学博物館

難波に行く前にちょっと寄り道。



万博記念公園である。

目当ては国立民族学博物館

こちらである。

世界各地の人々の想像の中にいる生き物。自然現象の理由付けだったり、祭りで登場するものだったり。
芸術・工芸作品として作られたものもあれば、実在の生物の骨やミイラを加工したものもある。
一部写真OKな展示も。


↑「ブラックホール・バースデイ」感あるよな。。。
影絵芝居の人形はカラーなのか。初めて知った。
おっかない現象を起こす生き物だが、絵や形にされると何処と無くユーモラスに見える。
しかし悪魔は怖い。
各地の悪魔やら怪物やらが一同に会している訳だが、夜中とか騒がしかったりしないのかな・・・。
それはさておき、国や地域が違っていても、何か通じるものがある。地震津波の理由付けとか。
人類の根底にでも、プロトコルがあるのかねぇ。
そして怪異達について司祭が書に纏めてたり、お寺に河童あったりするのが面白い。宗教と隣り合わせなのだ。
現代アートで創造されたものとして、FFのリヴァイアサンもあった。
遠足シーズンとあって子供の集団がわんさか観に来てたが、ゲーム関連の展示のとこはめっちゃ食いつきがよい(笑)。
書物のとこ素通りなのに。
ブラジルの小さな本は中も見てみたかった。

ひるめす。

何故かかえるも一緒である。


ガイトートランチ(タイのから揚げ)食べたかったんだけど、胃が痛かったのでフォーにした。揚げ春巻美味しい。

一休みしたところで、本館へ。
アメリカ・ヨーロッパからぐるーーーっと太平洋一周する感じだろうか。
知らなかった事が沢山ある。
昔のものだけじゃない、昭和の後半(自分が生まれた前後とか)や平成のものもある。
音楽だけは1コーナー、世界各地のものが集められていた。
ギターも色々ある。レコードがなかなか渋い。
色んな文化があって面白い事だらけなのに、何故潰そうとするのだろう。
生活に基づくものだから、其処を潰せば民族・国民毎潰せるという事なのか・・・。
厭だなぁ、そんなの。
自国の文化が一番大事なのは解る、しかし他を貶したり潰したりしていい訳ではない。
自分達の素晴らしさを理解する為に、他も尊重出来ないのかな。
途中、企画展で「アルテ・ポプラル――メキシコの造形表現のいま」も観た。
明るくてポップだ。
でも本館展示のメキシコやブラジルの呪術はガチっぽくて怖かった。
本館は写真OKのとこもあったが、何か写りそうでやめた。シャッター音響くし。
通いたいよ、民博。近所だったら事ある毎に行くと思う。友の会入りたい。
一人でがっつり観たいし、友人達と語らいながら観たい。うちの友人達こういうの好きな人多いだろうなー。
楽しいぞ。

帰ってきてパンフ見てるが、図書室も魅力的だわ・・・。