社会学的ラブソング・改

音楽と本とお茶と美味しいものと面白いもので出来ている。あんまりはてブされたくないです・・・。

NOVA 2019年秋号

何を以て”友達”なのかは悩ましい。
モヤりつつも続く人間関係もあるだろう、ただそれがストレスになるなら距離を置いてもよいと思う。
人の縁にも有効期限はあると聞く。
距離を置いても続くべきものは続く。

「NOVA 2019年秋号」(大森望・編/河出書房文庫)読んだ。

NOVA 2019年秋号 (河出文庫)

NOVA 2019年秋号 (河出文庫)

どれも面白いけど、中には”人を選ぶ”ような作品も。。。
面白かったやつ。
・夢見/谷山浩子
終わり方が谷山さんらしい、と思った。
あまり詳しくはないけれど、ファンタジックで、でもふわんと怖さみたいなものが残る感じが。
谷山さん好きな某友人*1に読んで欲しい。
・あざらしが丘/高山羽根子
アイドルがこういう形に進化するとは。
”僕”がレポーターとしての冷静さを持ちつつ如何にあざらしが丘の事が好きで魅力を伝えたいのか、が読んでいて楽しい。
・赤羽二十四時/アマサワトキオ
ラッパーが色々あって日本で雇われコンビニ店長してて、そのコンビニは野生のコンビニ店舗を捕獲して生態加工されたお店で、強盗が来たりコンビニ店舗を解放しようとする団体に襲われたり、そういう話。うふふ。
テンポ感というか、ノリがすっごい楽しい。
牛串食べたい。それもどうかと思うが。

それにしてもファミマはコンビニの中でも一番SFと親和性が高いのだろうか。
「南極点のピアピア動画」もファミマだったよな。

*1:そういえばもう何年も会ってないがお元気かしら、SNSでほぼ毎日莫迦ッ話して盛り上がってるから生存は確認している