社会学的ラブソング・改

音楽と本とお茶と美味しいものと面白いもので出来ている。あんまりはてブされたくないです・・・。

とんでもなく役に立つ数学

学生時代唯一花火上げた(赤点取った)のが数学である。
ベクトルをちゃんと理解してなくて其処で落とした。
点数は40点くらいあった筈なんだけど平均点が高かったような。
でも、今になって数学の問題解きたい、すっかり忘れちゃってるから教科書・参考書首っぴきで・・・と思う。

「とんでもなく役に立つ数学」(西成活裕角川ソフィア文庫)読んだ。
渋滞学の人。今は無駄学、誤解学という研究もされているそうだ。
「R&R BAND WAGON」にフジが出てた頃、ダイちゃんが”最近読んでる本”に上げてはったな。
渋滞学の本、読んでみようと思っていたのだった。その前にこちら。
数学、特に高校数学は数式捏ねくり回して色々証明するだけだったが*1、それが実生活にどう生きてくるのか?という話である。
代数幾何」「基礎解析」は高校の数学でやったが、全く覚えてない。。。
この本読んでて「ようこんなんやってたわ」と思う。
渋滞も”セルオートマトン”というものを使うと0と1で表現し、シミュレーション出来るんだそうだ。
因みにぎゅうぎゅうよりも一定の距離が空いてる方が渋滞しないらしい。
メッカ巡礼の事故防止にも関わっておられるのだそうだ。
巡礼者と新宿駅の1日の利用者数は同じらしい。
新宿駅利用する人はどう動けばいいか学習しているから自然と秩序が生まれるし、人の流れを分散させる事も出来る。
此れを上手く巡礼に生かすには・・・という事らしい。
数学的分析にその他の学問からの分析を合わせると色々解決出来るのだ。
こういうのを”つかみ”で知ってたらなぁ、もうちょっと高校数学頑張れたのにな。
(どうしても関学行きたくて国公立絶対受けない!という言い訳に理数系が壊滅的だった事を使ってたんだけども・・・私立オンリーならセンター受けなくてもよかった時代である)

どうでもいいニュース:
大学で単位落としたのが「社会心理学B」。スライドの内容から出しやがってチクショー!

*1:それだって今だったらむっちゃ楽しいのかもしれない