社会学的ラブソング・改

音楽と本とお茶と美味しいものと面白いもので出来ている。あんまりはてブされたくないので、はてブボタンは設置してません。

機忍兵龍牙(新装版)

「マニアック旅行」とタイトルに付けつつ、行った場所は全くマニアックではない件。

色んな意味で感想を書きづらい。そんな世の中じゃ(略)

「機忍兵龍牙(新装版)」(月村了衛ハヤカワ文庫JA)読んだ。
ややネタバレあるかも。
一つ言うと、新装版の解説読むと、地味にネタバレ食らう。
何でその人について触れてないんだろう、という。本筋には関係ない・・・のか其処は。

支配者集団・無限王朝に殲滅された国から北の山岳地帯にある部族へと逃げる姫と幼君。
彼らの父の命で護衛に就くのが無限王朝に抗う伝説の忍・光牙の零牙である。
行く手に現れるのは無限王朝の骸魔衆棟梁・骸魔死皇丸と彼が率いる骸魔六機忍。
姉弟と零牙の元には仲間達も加勢に来るが果たして・・・!?
という話。
なんかすごい。わくわくするじゃろ。
光牙は他の次元からやってきた(それが忍というものらしい)、その時の記憶を持つ者が居る。
その記憶を巡る話でもあると言える。幸せだった記憶。
光牙は一人一人は強いが完全ではない、ピンチに陥りつつも敵を倒して倒されて。
好きな人はむっちゃ好きなやつ。
骸魔六機忍の機忍法が特に面白い。バラエティ豊か。
それを倒す光牙も見事、戦闘シーンが面白いのだ。
映像で観たい気もするが、それを文字情報で楽しむからよいんだろう、これは。
死皇丸は倒したものの無限王朝は恐らくそのまま。
俺達の戦いはこれからだ!・・・なのかな。
続編読みたーい!とか安易に言うとまたアレか。読書メーター見たら続編楽しみにしてらっしゃる方結構いらっしゃったぞ。
もう少し”本当の自分””記憶”が絡んでくるのかと思った。

ルーツである処の山田風太郎忍法帖シリーズも読みたくなる、というか読んでから読めばよかったような気もする。

ところで百合要素は何処に?と読んでいくと真名姫と蛍牙*1か。
こないだの「アステリズムに花束を」ほどは百合百合してない。ほんのり。

*1:蛍は上が火2つ